句集『サラダバー』

2016年10月21日 (金)

烏瓜     ー姉に服従ー

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半月ほど前に友人に頂いた烏瓜。
瑞々しい葉っぱは縮れてしまったけど、この皺皺感がたまらない。

触ると風の音がする。

これだけでもう俳句が出来そうな予感。

偶には吟行をしたいのだけれど、
中々一人では出来ない。

空気が澄んでこれから吟行日和が増えそう。

吟行に出かけるのは足の弱った姉が一緒に行けずに、寂しいだろうなと思うと気が引けるが、結局ルンルンと出かけてしまう。ゴメンね。

でも昔々下記のようなことも.

 風船を持ちて姉には服従す      いほこ

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2016年10月11日 (火)

『サラダバー』    森山いほこ句集

 

       サラダバー横歩きして銀漢へ     いほこ

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        句集 『サラダバー』上梓しました。
            
(平成28年10月7日「朔出版」より発行)

句集名はパレットのように季語のたっぷり並んだ『サラダバー』。迷いつつ、横歩きしながら大好きな野菜や果物やケーキを皿に増やして行く。そんな私はいつしか未知の世界、銀漢へと限りなく近づいて行くのでした。

                              ~~~~ あとがき より一部抜粋。 ~~~~

       
           〈 作品抄12句 〉

           サラダバー横歩きして銀漢へ
           秋灯や模型の街に模型の樹
           月赤しジェルソミーナの往きし後

           水槽の魚みな過食クリスマス
           冬鳥や洗濯済めば自由の身
           白昼のレールに無傷なる落葉

           口の横に眼のある海豚あたたかし
           啓蟄の鬼の掌に合ふ鍋摑
           自転車を掠めし鷗新社員

           初夏のグラスの底の棚田かな
           薔薇の虫一人のときは赤く見ゆ
           真中より乾くハンカチ癒ゆる如

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