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2017年4月13日 (木)

『暦還り』上田貴美子第三句集   -桜の句- 


さくらさくら玄関そつと開けてみる


花の下居すぎていつか撫で肩に

痺れるほど握手したきり桜山

美味さうな小石を拾ふ花疲

花疲花より赤き魚食べて

花疲夫も娘も生臭し

私の中の桜と錨怒濤音

化粧濃き女は泣かず冬桜

上田貴美子さんは「街」同人。

7~8年前のこと。
5~6名の仲間で、横浜、東京近辺を吟行するのが
毎月の楽しみだった。

お互い選をする段になると、
「吟行だし、今日の自分を出している句を私は選に戴いたのよ」と仰る貴美子さんの言葉が忘れられない。
俳句に自分を出すことに拘る俳人なのである。

今も月一度、「街句会」で
お会いするのがとても楽しみ。私の大先輩。

                        
 『暦還り』 2016年4月刊行。
 

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                   近所の桜(2017)

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