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2015年1月27日 (火)

近所の裸木                  - 銀杏 -

     
    妻恋へり裸木に星咲き出でて          石田波郷


003


晴れた日の午後の日射しは暖かい。

黄色い銀杏の葉が豊かな秋を象徴する
かのように膨らんだあと、地面が真黄色になるまで散って、その上をふあふあ歩くのは楽しかった。

すっかり散り尽くしたあとの銀杏の木はご覧のとおり。
裸木になっても自己主張の強い木だと思う。つんつんしている。


石田波郷の句のように、この木に星を咲かせたら・・・と思へば、平凡な近所の木がロマンを帯びる。

「裸木」という艶かしい冬の季語は私大好きで、今年もいくつかの句を作ったのですが、ことごとく失敗しました。好きな季語には思い入れが深すぎるのでしょうか。

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