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2014年10月24日 (金)

どこかで星が。

『春はあけぼの。・・・・・・・・。』

『夏はよる。月の頃はさらなり。やみもなほ、ほたるの多く飛びちがひたる。また、ただひとつふたつなど、ほのかにうちひかりて行くもおかし。雨など降るもをかし。』

『星はすばる。ひこぼし。ゆふづつ。よばひ星。
すこしをかし。・・・・・・・・・・・・・・・・・・。』

『秋は夕暮。・・・・・・。』

Img_2078清少納言の『枕草紙』は約1000年前に書かれたエッセイ。深く学んではいないけれど、その所どころのリズムが私は好き。

あっさりとして急所をつく文体は当時の男よりも男っぽく、小気味良い。ぽんぽんと言葉を書き連ねた潔さは、今の時代に彼女が生きているとしたら多分、五七五調の、世界一短い「詩」、即ち俳句への道を突き進んだのではないだろうか。

言葉が次々に溢れ出して、才女の名を欲しいままにしたが故に反感も買ったりして、いつの世にもジェラシーは存在するようだ。

清少納言の好きな人は紫式部は嫌い。又その逆もあったりして・・・。という人もいる。これはまさに当っているのかも知れない。

今日は久しぶりの秋晴。
今夜はすばる、ひこぼし、ゆふづつ、よばひ星のどれかが何処かで
きっと煌くことだろう。(よばひ星=流星)

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