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2014年10月

2014年10月28日 (火)

木枯し一号

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きれいな芒を見たいと思ったら、芒に夕日の当る頃がお勧め。

もしかしたら「朝日の当る芒が何といっても一番よ」なんて言う人も居るかも知れない。
庭に芒でも生えていない限り朝の芒にはお目にかかれない。

なので、今の時期の横浜だったら夕方4時前後でしょうか。

芒なんて郊外だったらそこかしこにちょこちょこ生えている。
ちょこちょこでも夕日が当ると黄金色に輝く。
まるで晩秋のシンボルのように。

夕べ(27日)、東京で「木枯し一号」が観測された。
去年よりも15日早いという。いよいよ冬がやってくる。

  木枯に停止信号ありにけり(hoko)

という訳にはいかないのでしょうか??

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2014年10月24日 (金)

どこかで星が。

『春はあけぼの。・・・・・・・・。』

『夏はよる。月の頃はさらなり。やみもなほ、ほたるの多く飛びちがひたる。また、ただひとつふたつなど、ほのかにうちひかりて行くもおかし。雨など降るもをかし。』

『星はすばる。ひこぼし。ゆふづつ。よばひ星。
すこしをかし。・・・・・・・・・・・・・・・・・・。』

『秋は夕暮。・・・・・・。』

Img_2078清少納言の『枕草紙』は約1000年前に書かれたエッセイ。深く学んではいないけれど、その所どころのリズムが私は好き。

あっさりとして急所をつく文体は当時の男よりも男っぽく、小気味良い。ぽんぽんと言葉を書き連ねた潔さは、今の時代に彼女が生きているとしたら多分、五七五調の、世界一短い「詩」、即ち俳句への道を突き進んだのではないだろうか。

言葉が次々に溢れ出して、才女の名を欲しいままにしたが故に反感も買ったりして、いつの世にもジェラシーは存在するようだ。

清少納言の好きな人は紫式部は嫌い。又その逆もあったりして・・・。という人もいる。これはまさに当っているのかも知れない。

今日は久しぶりの秋晴。
今夜はすばる、ひこぼし、ゆふづつ、よばひ星のどれかが何処かで
きっと煌くことだろう。(よばひ星=流星)

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2014年10月20日 (月)

女郎蜘蛛

   女郎蜘蛛十方に揺れ産後の身     飯田龍太 

 

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いつも逆さまの女郎蜘蛛。
春に孵化して脱皮を繰返し今の季節、成体となったらしい。
成体といういうことは、お産もするだろうし子育てだってするのだ。


黄色と赤と黒の絶妙のコントラストを持つ姿態。

近所の翡翠池の周りはこの蜘蛛にとって環境がいいらしく、あちこちに巣を張っている。

少し歩けば花も虫も暑い夏とはすっかり様変わりしている。
今日の視覚的収穫はこの美しい蜘蛛。
 

何処から見てもそっくりな女郎蜘蛛をいくつもみている内にふと、人には双子のようによく似たもう一人の人間が世の中に存在するということを何かで読んだ事を思い出した。 

もう一人の私にそっくりな顔の人。否、顔だけでなく立ち振る舞いや声までもそっくり?
世界のどこかにそんな人がいるなんて。
やっぱり神様は悪戯が好きなんだ。
会ってみたいな。そっくりさん。

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2014年10月16日 (木)

初化粧                 ー 里芋美味しいね - 

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富士山の初雪化粧が観測された。(うちの朝景:丁度7:00)
気象台のニュースに依ると平年より16日遅く、昨年より3日早いそうだ。
なるほど今朝は冷え込んだ。

これからが本格的な秋なのです。
 

富士の初化粧のころ、美味しくなるのが泥付き里芋。・・・だと私は思っている。 

Img_2052今日は「里芋」「人参」「椎茸」「薩摩揚げ」「筍」。上にインゲンを盛り付けた。

時々「牛蒡」「蓮根」「凍り豆腐」「竹輪」「蒟蒻」が出たり入ったりする。

私の料理の腕はいつも全く同じ味にという域には達していないので、逆にその時その時の微妙に違った味でそれがいいのかなと勝手に思っている。

根菜類は体にいいそうな。

これから3月頃までの里芋の美味しい間、数限りなく私は煮物を作るのである。

初化粧と泥付き里芋・・・・これって相性がいいんです。

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2014年10月 7日 (火)

カメラの黒々と

颱風18号は日本列島を襲った。
横浜地方は、この度は雨台風の印象が強く、
風は大したことなかったように思う。


Img_2053昨日の夕方。近くの遊水池(通常グラウンド)は大きな湖と化した。
この景色の変容ぶりに見物人が大勢やってきた。(↑)  
10/06 16時50分。

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       野分あとの日没の富士はいつも鮮やか。(↑)
       10/06 17時55分。
     
Img_2062_2       湖はいつの間にか元のグラウンドに。
       一番奥の翡翠池だけは 

       いつもの通り水を湛えていた。(↑) 10/07 17時。 



台風は人の心の中まで侵入してざわざわと通り過ぎる。
だから肩まで凝ってしまうのかな。

   颱風のあとのカメラの黒々と(hoko)

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2014年10月 4日 (土)

赤い洋梨・青い洋梨

Img_2048何故か洋梨が好き。
小さい頃洋梨なんて知らなかった。

バナナは八幡で果物店をやっていた叔母が大きなバナナの房を年に一度お土産に持ってきた。

すごく美味しいとは思わなかったけれど、不思議な味だと思い、いつの間にか叔母とバナナはセットなってしまった。叔母はもういない。


果物店は一人っ子の従姉妹が後を継ぎ、お婿さんに入ってもらい今も頑張っている。多分洋梨は店の一角を飾っていることだろう。

洋梨も買ったもの全てが美味しいとは限らない。
やっぱり何の果実にも食べ時があるのだ。
〇〇デパートの一個1000円近くもする洋梨だったら間違いなく美味しいかなと思ったりもするが、こちらの事情もあるし、近所の果物屋やスーパーで買うのが常である。

林檎の色と同じほどのこの洋梨、も少し熟れた方がよさそう。
赤い洋梨も色々種類がありそうだし、食べ頃の色って悩むなあ。

洋梨は私の憧れが強く、きっとこの句、自分の句の中でも好きな方に入るので
前にも書いたかも知れない。

     洋梨の青から入る夜空かな      いほこ(2007年)


こんな暢気なこと書きながら、
毎日この度の御岳山の悲劇を思わずにはいられない。
つくづく自然の脅威にさらされているこの日本列島の運命を思ったり

数万年もこの自然と闘っては、悲しみを乗り越えて来た民族の底力みたいな
ものを信じたりもする。複雑な今日この頃です。
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