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2013年11月16日 (土)

切ない色の山法師

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大塚・歳勝土遺跡公園の「山法師の実」を見に行った。
一粒でもいい、あの可愛い実に出合えたら・・・
と急に思いたってのことだった。

内心、たわわに熟れた紅い「山法師の実」に会える・・・という淡い期待があった。
なのに何ということか。ぼつんぽつんと数えるくらいしか紅い実がない。

庭師らしき人の話によると「どの山法師も何故か枯れかかっていてダメだねえ。
ホラ、あれもダメだししあの木もダメだねえ」と、数本の木を指さしながら言う。
2本の木だけは、申し訳なさそうに数個の紅い実が付いていた。
淋しげな「山法師の実」。

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それでもまだ青い実がどっさり生っている一枝があったが何となく元気がない。
「青い実はいずれ紅くなるんでしょう?」
私は又見に来ればいいやと思ってしつこく聞いてみた。


「ダメだねえ。紅くはなれないだろうねえ。木自体が枯れかかってるから・・・」
とのつれない返事。

今年のあの猛暑にやられたのだろうか。それとも他の理由なのか。
あの日は5つか6つの切ないほどに紅い実との秋の名残を惜しんだ。

あれから一週間。もうすっかり冬。
あの青い実たちはどうなったのだろう。

                       (11/08/2013 大塚・歳勝土遺跡公園にて)

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