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2013年11月

2013年11月29日 (金)

開かない郁子の実

Img_9918_5Img_9918_2月に一度ほどは近所の農家の畑を見に行く。

10月末でもまだ青い実だった「郁子」(むべ)が紅く売れているのに驚く。
やはり紅くなるには冷え込みが必要なのだ。

夏以来早く熟れてくれよと待っていた。青の時代が長かった。少なくとも私にとっては・・・。

「郁子の実」は「通草」に似ているけれど、通草よりもずっと大きく、通草は熟れると口が弾けるが郁子の実は永遠に口を開かないそうだ。
無口なのね。
それにしても鮮やかな紅色。

  郁子の実を誰も食べない家族かな(hoko)

食べられるけど食べない郁子。
多分来月も再来月も誰も食べずにどうなるのでしょう。
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2013年11月26日 (火)

視界不良               スカイツリー

あの夜は風雨が強烈だった。昨夜の烈風のように。

10月15日のスカイツリー見物はその2ヶ月前にチケットを取得した。
おまけに浅草のホテル26階で食事をしながら
夜のスカイツリーを再び見るというスカイツリー漬けの
予定を組んだのだった。珍しくYと一緒。

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例年だと十月半ばの気候は秋の安定期に入り空気も澄んで、晴れの確立の高い日だった。
あ~ぁ、恨めしや。台風さえ来なければ・・・。

チケットは当日券ならすいすい入場出来る。
使わなければ日延べが出来るけれど、あの長蛇の列に並んでの入場になってしまう。。

ぽつぽつと小雨が降り出した頃だったが現地へ着いてしまえばもう出直しはいやだと思う。という訳ですいすいと第一展望台へ。
こんな混沌とした天候なのに、何と混雑していること。そして国際色豊かな人人。
このタワーの中だけが蟻の巣のような別世界である。

正面も遠景も真っ白い雲ばかりだったが、まだ下界の街ははっきりと見えていた。
だが本来の目的である「天望回廊」行きのエレベーター前はご覧のとおり通り「視界不良」の表示。

入場時に分かっていたことはいえ、ここでまざと現実に直面させられる。
今回は昇ることを断念。Img_9782

ま、いいや。夜の浅草のホテルからイルミネーションのスカイツリーを楽しもうっと。

レストラン予約は5時半。食事はバイキングだったが、スカイツリーが正面に見えるはずの席はgood。

18時から点灯。当日は紫色の幻想的なイルミが見えるはずだった。
のにのに・・・・いつまで経っても点灯しないのである。
「何時からの点灯ですか?」と聞いた。
「ええ。もうとっくに点灯しているはずですが・・・今夜は霧が濃くてほとんどご覧になれませんね~
」だって。お~、想定外のショック!

人生こんな日もあるさ。
今後スカイツリーへ行くのはもうどうでもいいけれど、
パーフェクトのイルミネーションだけは
もう一度見たいョ。この席で。

話が前後するが、唯一ほっとしたのはスカイツリータウン・ソラマチ5Fにある
「すみだまち処」(写真下)。

ここは墨田区のものづくりや歴史に触れることができるテーマパークのようなもの。

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江戸切子硝子、皮製品、紙細工等、日本を支えている下町の工場の一端を見ることが出来る。勿論買物も出来る穴場的スポット。喧騒から少し遠ざかりほっとする。

ここの甘味茶屋でコーヒーを飲み、ホテルの夕食までの時間調整をしたのだった。

あの日の真夜中が今年最後の台風襲来だった。26号だったかな。風雨の中を横浜の自宅へ辿り着いた忘れられない一日。

昼間のスカイツリーそして「浅草ビューホテル」26階からの夜のスカイツリーは今でもお勧めしたいコース。但し、晴れている日に限る。これが難しい。 

                                (スカイツリーは絵葉書です〉

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2013年11月19日 (火)

山茱萸(さんしゅゆ)の実

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幼い頃祖母の家で茱萸の実をよく食べた。。
少し酢っぱくて渋くてあまり美味しいくはないが、赤く熟れると何故か毎年食べた。

ある日茱萸の木に蛇が巻きついているのを見て以来
私は絶対茱萸を食べないことにした。

子供心に茱萸の実に蛇のおしっこがかかってるかもしれないと思ったのである。

枇杷の木には蛇の衣がかかっているのを見てやっぱり枇杷
も食べなくなった。

写真は「山茱萸」(さんしゅゆ)の実。
茱萸よりもず~っと
真紅で一度見たら絶対忘れられない色。
「秋珊瑚」とも言われるほどの鮮やかさ。
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「大塚・歳勝土遺跡公園」には江戸時代の民家園がある。

「榠樝」「山茱萸」「柿」いずれもこの家の庭にひっそりと秋を謳歌している。

晩秋は人の心をも焼き尽くす色。
もう一度行ってみようかな。
葉が落ちて実だけになった姿もいいかもしれない。

                 (11/08/2013 大塚・歳勝土遺跡公園にて)

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2013年11月16日 (土)

切ない色の山法師

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大塚・歳勝土遺跡公園の「山法師の実」を見に行った。
一粒でもいい、あの可愛い実に出合えたら・・・
と急に思いたってのことだった。

内心、たわわに熟れた紅い「山法師の実」に会える・・・という淡い期待があった。
なのに何ということか。ぼつんぽつんと数えるくらいしか紅い実がない。

庭師らしき人の話によると「どの山法師も何故か枯れかかっていてダメだねえ。
ホラ、あれもダメだししあの木もダメだねえ」と、数本の木を指さしながら言う。
2本の木だけは、申し訳なさそうに数個の紅い実が付いていた。
淋しげな「山法師の実」。

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それでもまだ青い実がどっさり生っている一枝があったが何となく元気がない。
「青い実はいずれ紅くなるんでしょう?」
私は又見に来ればいいやと思ってしつこく聞いてみた。


「ダメだねえ。紅くはなれないだろうねえ。木自体が枯れかかってるから・・・」
とのつれない返事。

今年のあの猛暑にやられたのだろうか。それとも他の理由なのか。
あの日は5つか6つの切ないほどに紅い実との秋の名残を惜しんだ。

あれから一週間。もうすっかり冬。
あの青い実たちはどうなったのだろう。

                       (11/08/2013 大塚・歳勝土遺跡公園にて)

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2013年11月13日 (水)

榠樝(かりん)に照らされて

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まるで裸電球を木に差し込んだように生る榠樝。
だから榠樝の実の下の明るいこと。

去年の秋、「榠樝ジャム」に挑戦してみた。
実を銀杏切りにしてひたひたの水で40分くらい煮て、漉して、(実の部分は捨てる)
汁を焦がさないように木ベラでかき回して煮詰めると赤い色に変わってゆく。
煮詰めるほどに濃くなってとろりとブルーベリーのような色に近づく。きれい!

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お味は??  いや~渋みが少しありますね~
種を除いた方が良かったのかも知れませんね。

「 煮て漉して煮詰めて榠樝ジャム渋き」 これが実感です。
咳止めなど多分薬用としての効用があるのではないでしょうか。

もう二度と作らないでしょう。僅かでも渋いのには弱いんです。
ジャムは見事に一度目にして挫折と相成りました。


榠樝に明るく照らされてそぞろ歩く方が私は好き。

                       (11/08/2013  大塚・歳勝土遺跡公園にて)

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2013年11月 7日 (木)

ペパーミントの籠

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他人が見たらつまらないことでも、何か夢中になって作り始めて、
出来上がるとうれしくなって、
こんな時間がたまらなく愛しく思われる時がある。
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もしかしたらもう二度と来ない時間かもしれない・・・。ホント、気まぐれな時間なんて二度と来ないことが多い。

ある日ふっと荷造り紐を編んでみたくなった。

お隣に戴いたハーブの「ペパーミント」。
貰ったときは10センチ位の茎5~6本だった。
ひと夏でこ~んなに育った。(写真は10月半ば)

Img_9871どんどん伸びて、鉢を高いところに吊りたくなった。
編み物は出来ない私でも吊り籠くらいはいい加減に30分もあれば何となく編める。

ペパーミントは暖かい季節のハーブ。
11月になってだんだん葉に衰えが見え始める。

寒い冬は根っこだけになるそうだが、
又、来春には、サラダや紅茶を香り高くしてくれるに違いない。

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