« 冬三日月 | トップページ | 教室の窓 »

2012年11月24日 (土)

ヴァイオリンになる板

ヴァイオリン工房へ一度だけ行ったことがある。

Img_8911_412~3年ほど前のこと。
俳句仲間のIさんと私にYが加わって、安曇野のヴァイオリン工房を訪ねた。

安曇野は広い。車で走っても走っても安曇野・・・というあの漠然とした感覚は何時も同じだ。

あの日もIさんの「確か、も少し先だと思うけど・・・?」という淡い
言葉のままにこんなに走っても未だなのか、と思ったほど。
その工房は山深いいかにも信濃という感じの木立の中に存在した。

本で見た、テレビで見た工房そのものである。違うのは木の匂いと刃物の匂いが混在していてリアルに鼻をくすぐったこと。
初めての匂いだ。
Iさんの知人が工房の主、所謂ヴァイオリン職人。

生憎ヴァイオリンを作る光景を見せては貰えなかったが、職人というよりも音を作る若き芸術家と言った方がぴったりの人。


工房の裏にヴァイオリンを作る板が高く積まれ、
板そのものに年月を感じる。

それから数年経った。

   ヴァイオリンになる板重ね冬の星       いほこ(2002年)

工房にもう一度行ってみたい!

|

« 冬三日月 | トップページ | 教室の窓 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 冬三日月 | トップページ | 教室の窓 »