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2012年6月19日 (火)

乱歩ワールド

親友Mさんの誘いで「明治座」の
江戸川乱歩原作「黒蜥蜴」を観に行った。
Mは俳句とは無関係の30年来の友人である。

時は昭和初期「トーキョー」のとある暗黒街。夜な夜な繰り広げられる
怪しいパーティーでしばしば現れる謎の美女、黒蜥蜴。
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パンフレットの筋書き通りに舞台は煌びやかだが何か謎めくパーティーから始まる。
 

 私たちが明治座へ出かける数日前にタイミング良く「朝日新聞」に劇評が載った。タイトルは「乱歩ワールド満開の大衆劇」。

一部抜粋。
本質的に変じた作品世界の違和感を浅野は終幕、力業で押し戻す。闇と宝石が似合う女が秘める、陽光と花に包まれた少女期へのノスタルジーを表情にたたえ、真に欲したものをついに見つけた幸福な女の物語として完結させる。
紅涙を絞る大団円に小賢しい理屈は無用、大衆作家・乱歩原作の大衆劇として、悪くはない。・・・と新聞は好評である。

先に新聞の「評」を読んでしまうと何となくそんな感じで劇を見てしまう。笑いと涙とトリックあり。主役の浅野ゆう子は悪女でも限りなく美しい。

これが大衆劇。何しろ原作者は江戸川乱歩なのですから。
Img_8532

「浅野ゆう子、さすがにきれいだったね。
それに食事も・・・・
いつになるか分らないけれど
今度は歌舞伎にしようね。」

二人の意見はいつでもすぐ一致する。
そういえば遥か2年前は「東儀秀樹コンサート」でした。
 

 

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