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2012年1月

2012年1月27日 (金)

花嫁人形

去年のこと。郵便局で可憐な「花嫁人形」の切手を見つけた。
絵葉書に貼りたい・・・と、20枚買った。
今、たった一枚だけが残っている。

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絵の作者は「蕗谷虹児」(ふきやこうじ)。(1898~1979)
この切手を貼って姉に葉書を出した時とても喜んでくれた。

絵が大好きな姉にとっては青春の思い出。
 女学生の頃夢中だった雑誌の表紙や挿絵のスター的画家だったのが「蕗谷虹児」。

童謡「花嫁人形」の作詞者でもある。
画家、イラストレーター、詩人、グラフィック・デザイナーでもある多才なアーティスト。大正から昭和にかけて活躍。

一枚の切手から出身地である雪の新潟を思い、
活躍した巴里を想像し、花嫁人形の歌まで口ずさんでしまった。

そんな一日、やっぱり寒い!
長期天気予報では今年は長い冬になるそうだ。
風邪が流行っている。皆様お気をつけてお過ごし下さい。

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2012年1月23日 (月)

レタス

いちまいの漣びかり萵苣はがす     相子知恵
 

私の子供の頃、今店に売ってるようなレタスというものは無かった。
萵苣(ちさ)は畑に植えられていた。
今のレタスとは違い、葉が長めで最近のサニーレタスに近いものだったと思う。しかし色がもっと白っぽくて生で食べることは無かった。

Img_8297ベランダにサニーレタス4株を育てている。
育てているなんて・・・恥ずかしい。
10センチほどの苗を買ってきて、毎日の水と根付いた頃に肥料を一度与えるだけ。



毎日5~6枚の葉が朝の食卓に載る。

ここ数日、どの株も葉っぱが大きくなり朝日に輝いている。
これが所謂「漣びかり」なのかな。

掲句は「漣びかり」のいちまいの海が背景ともとれる。
でも私は前者の葉っぱが漣のように光っているのが好き。
これは実感なのだ。

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2012年1月17日 (火)

スパイス

「さて、今日の夕飯の献立ては・・・?
頭の中をぐるぐるメニューが踊る。
こーしてあーして、テーブルに並べるときの緑は?
そうだ!定番だけどゴマ和えにしよう!

料理なんて俳句よりも上手に出来ることだけは確か。
この、あれこれ考えて纏め上げるのが、頭のとても良い刺激になって、若返る秘訣なんだとか。


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れは昨日、仲間から教えられたこと。
今日からキッチンに立つのがちょっぴり楽しくなる。
だから友達、特に句友って大切なんだ・・・。

       窮屈に並ぶスパイス冬銀河(hoko)
スパイスを取り出すときはいつも間違える。
やっぱり蓋に名前を書かなくっちゃ。

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2012年1月12日 (木)

朝月と富士

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右上の白い毬のやうな「月」。
左下の小さくこんもりした白い「富士」
月と富士がぎりぎりレンズに収まった。
朝、6時48分。言葉にならない美しさ。早起きへのご褒美だった。
それにしても月と富士との距離は近い?遠い?

今朝の「朝日新聞」より一部抜粋。
ハワイで「幸せを招く」などといわれ縁起のよい自然現象
「月虹」(げっこう)が沖縄県石垣市で7日夜に見られた。
月虹は月の光が大気中の水滴で屈折して虹となって見える
珍しい現象。
午後7時過ぎから30分ほど見ることが出来たという。


時として自然は感動的シーンを見せてくれる。
幸運な人だけが目にする「宇宙ショー」。

朝、最高のシーンに出合ってしまうと、
その後は何となくふわふわした感じで何をやっても身に入らない。
冬の日の一日はあっという間だった。

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2012年1月10日 (火)

霜柱

霜柱どの一本も目ざめをり          加藤楸邨      

霜柱俳句は切字響きけり           石田波郷

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この季節、池の辺の落葉溜りなどに霜柱の迷宮がある。
迷宮の柱はギリシャ神殿よりも神々しく切っ先は鋭い。
踏めば金属の音がする。
 

遠景に広がった霜の屋根や畑や荒野よりも、
目前に立っている刃物のような霜柱は
何か句心をくすぐる。

「句が出来そうな気がする」のは、
幻想に過ぎないかも知れない。

取り敢えず、秀句を読んでそれから・・・と
手順を踏むことにしようっと。新年ですから。

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2012年1月 5日 (木)

人参

一年中食べている人参にあまり季節感はない。
人参は「冬」の季語。
道理でお節料理の花形に切った人参は味が濃くて甘い。


ロシア映画みてきて冬のにんじん太し      古沢太穂

円き川音切る人参の色やすらか         飯田龍太


「ロシア映画」からイメージする、ボルシチのぐつぐつ煮立っている鍋の人参。ロシア大地の太い人参だ。
「円き川音」からイメージする日本の原風景の中の人参。
Img_7983やさしい人参である。

人参は人参色。人参を表現する色ってあるのだろうか。俳人にしか出来ない人参色の表現。あるに決まっている。誰か一人でもいい、感じてくれる人の為の17文字。
嗚呼、今年も句会が始まった。

(写真は農家の畑からの掘りたて人参)

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2012年1月 1日 (日)

龍の飛ぶ

石巻市からの中継、大晦日の一人ライブ、長渕剛の
鎮魂歌「ひとつ」をしっとりと聴かせてもらった。
その人となりは体から迸るもの。
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長渕さんの詩も歌唱力もトークもダントツだった。
処々しか見ていない紅白だから大きなことは言えないけれど。

終り近くになってやっとご褒美を戴いたような・・・・。


龍の年が明けました。
取り敢えず部屋を青い龍が飛んでいます。
皆様今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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