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2011年1月

2011年1月29日 (土)

こんなところに

な~んだここにあったのか。
天袋から美女が出てきた。
20年も昔、友人から頂いた縦30センチほどの紙粘土の作品。

10年ほどは部屋に飾っていたはずだけど、多分部屋のリフォームの際、何かのはずみで天袋へ雲隠れしたらしい。
それっきり忘れられていたのだった。

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ピカソでもマティスでもモディリアーニでもない天袋の美女。
ごめんね。こんな処に置き忘れていて。又白い壁に戻してあげよう。

紙粘土のこんな大胆な作品もいいな。今度私も挑戦してみよう。
美女にじっと見つめられて今夜は又眠れそうにない。


   鳥雲にサッカー選手十字切る     いほこ(1999年)

まもなくサッカーのアジア大会決勝戦が始まる。絶対勝って欲しい!!

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2011年1月27日 (木)

切手の芭蕉  (7回)

「奥の細道シリーズ」  第6集

芭蕉は立石寺から最上川上流の船着場大石田へ出る。

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 さみだれをあつめて早し最上川      芭蕉

この句の初案「さみだれをあつめてすヾし最上川」がこの地での作。
『おくのほそ道』では最上川下りをしたあとのところに、「すヾし」を「早し」に
改作して載せてあるのは有名な事実。最上川は日本三大急流の一つ。

*切手発行日 昭和63年5月30日
*切手発行数 各33,000,000枚 (1シート切手20枚・2枚一組)
*消印      山形大石田郵便局


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  雲の峯幾つ崩て月の山         芭蕉
(くものみねいくつくずれてつきのやま)

月山を仰ぎ見ながらの句。この雲の峯は夕方までに幾つ崩れては湧き、
湧いては崩れたのだろうか。

*切手発行日  昭和63年5月30日
*切手発行数  各33,000,000,枚 (1シート切手20枚・2枚一組)
*消印       山形大石田郵便局

 

 それにしても記念切手の発行枚数がこんなに多いとは驚き・・・・。

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2011年1月25日 (火)

白き椅子

風も無く暖かい午後、
久しぶりに近くの乗馬クラブまで散歩した。

やっぱり乗るなら白い馬。Img_7317_2
乗馬スタイルは背筋がすっと伸びて姿勢がいい。
馬場の真ん前の白い椅子に掛けて見る白い馬。

俳句の為にセッティングされているような場所。
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 馬の蹴る枯草浴びぬ白き椅子(hoko)

「白き椅子」が何とも嘘っぽい。ほんとのことなのに・・・・。

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2011年1月20日 (木)

シクラメン

真綿色したシクラメンほど清しいものはない・・・

布施明の唄がヒットした
あの頃のシクラメンには香りが無かった?
実はそうだったのだ。
香りが無くてもあの頃のシクラメンは今よりもっと好きだった。

花の唄がヒットするとその後に品種改良がすすむことが
よくあるそうだ。

唄のヒットでシクラメンに香りがプラスされた。


  この部屋にそろそろ飽きてシクラメン     片山由美子
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昔は息子の部屋だった今の私の部屋。
自分のものになった時はすごくうれしくて。
あの頃は今よりもっと好きだった部屋。
それが当り前になって、
でも今日はいつもより少し丁寧に掃除した。PCのキーボードの隙間まで。

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2011年1月18日 (火)

句集『日月抄』 (じつげつしょう)    前田半月

句集『日月抄』あとがき。

古来、詩歌における風雅とは、戯(ざ)れうたにして誠なきものをいう。
この「風雅とは滑稽なり」の源流を心ざしてみたつもり。
芭蕉における風雅の誠
親鸞における悪人正義
みな、危うきに遊ぶもの哉、という思いである。

  2010年八月               前田半月


半月さんはどこか武士のような風格の漂う、それでいて物事に対して少し冷めてクールな見方をする人だと思っていたが、この「あとがき」を読んで更に納得する。

冷めていると思わせるほど実は俳句と激しくぶつかり合っている人。
「みな、危うきに遊ぶもの哉、という思いである。」この究極の一行。

『日月抄』のあとがきを読むと、必ずと言っていいほど再び句集を繰って最初から読みたくなる。そうしてイメージ
とは違う作者の一面に次々出合ってしまうのだ。
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  人恋ひて肺の悴む音すなり
  雪原はひかりにあふれ一両車
  
降りたてば地図とは違ふしぐれの灯
  垂直のビルは濡らさぬしぐれかな
  すすきのや氷の馬のなかに街
  佐保姫とふたりで回る観覧車
  傷つきし鹿はもつとも高く跳ぶ
  月の人に明りのひとつ消されけり
  かなかなに風立つここは廃坑区
  食材を買ひて作らぬ夜長かな


  『日月抄』は第三句集。作者は札幌市生れ、札幌市在住。

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2011年1月16日 (日)

大寒

いよいよ大寒に突入する。
「今朝は今年一番の冷え込みが記録された」と気象庁から発表される日がどんどん増えてゆく。
大寒という冷たい空気の中に人の死も音楽も故郷もひしひしと迫ってくる。「大寒」の季語には惹かれる句が多い。

      大寒の埃のごとく人死ぬる       高浜虚子
      大寒やなだれて胸にひびく曲     石田波郷
      大寒の一戸もかくれなき故郷     飯田龍太
      大寒の星ことごとく眼持つ       奥阪まや
      大寒や楽器のごときあばら骨     仙田洋子

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刻々変わる火のような夕空は実は冷たい。

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2011年1月15日 (土)

*印

一週間前に受けた健康審査の結果通知表が送られてきた。
*印が付く項目は要注意。あるある一箇所。
「中性脂肪」が増えてる。大変!

1月7日という検査日がよくなかったのか・・・。
思えば体を動かさないで食べてばかりだった正月。そして7日の検査日。結果、正直な数字?
否、そんな7日間で中性脂肪が増えるはずはない。1年間コツコツと真面目に体内に蓄積した余分な脂肪なのだ。怖~い。

たかが*印、されど*印。通知表という一枚の書類に昨日はどっきりさせられた。
取り敢えずチョコレート食べるのを止めようっと。
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そして今日。
朝から伊予柑のマーマレード作りに没頭した。砂糖をどっさり使いましたね~ 
ま、一度に全部食べる訳ではないし、
今日だって只、味見をしただけなんだから・・・。
とはいうものの今年は波乱の食生活のスタートとなりました。

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2011年1月11日 (火)

句集『遊戯の家』(ゆげのいえ)      金原まさ子        

の国からこの世に吊り下げたような空中都市マチュ・ピチュ。
インカの人々が作った秘密都市??
写真
(ウキペディア)で見る段々畑は日本の原風景のように長閑。
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過去を辿る作業は難しい。100年前のことだって10年前のことだって分らないことだらけ。
ましてやインカ人は16世紀半ば、マチュ・ピチュ
を残し忽然と消えてしまったという。

満たされていることに慣
れている我々はいやが上にも謎の都市マチュ・ピチュにそそられる。謎をひとつづつ埋めてゆくのが現代人の役目。まさ子さんの俳句も謎解きめく。

   金魚玉透かすとマチュ・ピチュが見える      金原まさ子 

2006年、この句を発見したときの私の驚き。まもなく100歳になられるまさ子さんの宇宙的頭脳は一体どうなっているのか。私が一句の謎解きに時間を費やしている内に、まさ子さんにはマチュ・ピチュの向うに又新たな何かが現れるのである。その又向うにも又。私との距離は離れるばかりで
永遠に埋まらない。
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 梅咲いて腐乱はじまる遊戯の家
 啓蟄が散らかっている小部屋だな
 鈍行でゆく天国や囀れる
 水浴びたように白藤の花の下
 蛍嵌めてよ私は青そこひ
 おとうとの足つめたくて桐の花
 灯ともすと怖い書斎のヒヤシンス


   
 
第三句集『遊戯の家』
(金雀枝舎)
2010年上梓された。

海の中に星が瞬いているような深く青い表紙。
「99歳の不良少女」という文字が句集帯に燦然と屹立している。
2010年12月27日付、朝日新聞・俳壇「俳句時評」(高山れおな評)に取り上げられた今話題の句集である。

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2011年1月 8日 (土)

下がるまで

昨日、1年ぶりに簡単な健康診断を受けた。
いきなり血圧測定から始まり、下の数値が90を示す。
「下が高いですね~もう一度測りますか」と看護師さん。
二度目に測っている最中、運悪く大きなクシャミをしてしまう。数値が
96にもなった。明らかにクシャミの性だ。
結局血圧は他の検査が終ったあとにもう一度測ることになる。

尿、血液、身長、体重、問診のあと血圧測定をする。
結果は上が118、下が80。「あら、ちょうどいいですね。これ、記入しておきますね~」看護師さんも私もにっこり

     下がるまで測る血圧枯欅         紅葉栄子


「街句会」でこの句に出合った頃(2007年)、私は主治医に高血圧と診断され毎日血圧を測っていた。ある時は下がるまで何度も何度も・・・。
今も血圧計を見てはこの句を思い出す。「枯欅」には存在感と説得力がある。

二年ほど降下剤を飲んだ私は幸いにも正常な血圧状態に戻った。良かった~

Img_1707           硝子の外は木枯、内は春。冬日だけが眩しい(1/7)

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2011年1月 5日 (水)

初釣り

Img_1705_2ヒラメ、トラギス、金糸のような鰭を持つ名も知らぬ赤い魚。
縁あってうちのキッチンに食べられる為にやってきた。あ~ぁ。


ご近所に高級魚ばかり狙う釣り人がいる。
釣っても絶対に食べないという変な人。
おかげで我家が時々美味しい思いをさせて頂く。


1月3日の初釣りは期待外れ?
とんでもない、新年にふさわしく澄んだ眼の美しき魚たち。
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ついでに一ヶ月前の見事な
釣果の鯛の写真も。
魚嫌いの釣り人さん、今年もよろしくね。


    後の月魚となりたき人といる       高野ムツオ
    一山の枯葉の音が魚の夢          〃


  魚になりたき人。
  人と同じように夢を見る魚。その夢は音だけの夢?
  
どちらも素敵だけど個人的には夢を見る魚が好き。

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2011年1月 1日 (土)

2011・元旦

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ほんのりと初日に染まる東の空。一線の飛行機雲が印象的。

勿論、西の富士も初日を受けて薄紅。

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    新年おめでとうございます。
    本年もどうぞよろしくお願い致します。

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