« 2010年10月 | トップページ | 2010年12月 »

2010年11月

2010年11月30日 (火)

切手の芭蕉   (5回)

「奥の細道シリーズ」   第4集

名取川を渡って伊達家の城下町に入る。


Img_7202_2 Img_7203_2 

 

あやめ艸足に結ん草鞋の緒         芭蕉
 (あやめぐさあしにむすばんぞうりのお)

家々の軒には端午の節句のあやめが挿してあるが自分はせめてわらじの緒にでもあやめを結んで旅の無事を祈ろう。(あやめ草とは菖蒲のこと)

加右衛門が餞別にくれたのは草鞋と絵図。
絵図をたよりに、「奥の細道」と呼ばれる山のふもとをゆく。

*切手発行日昭和63年1月23日
*消印は仙台中央郵便局

Img_7205_3 Img_7206_2 








夏草や兵共が夢の跡            芭蕉
 (なつくさやつわものどもがゆめのあと)

仙台~塩釜~松島~石巻、そして平泉へ。

この高館(たかだち)から眺望される平泉一帯は、昔義経の一党や藤原三代の一族等が功名を夢見たり栄華にふけった跡。今は只、夏草が茂っているばかりだ。
                       この句好き。

*発行日 昭和63年1月23日
*消印は仙台中央郵便局

 

|

2010年11月28日 (日)

皇帝ダリア

近所の農家の「皇帝ダリア」。
こんなに寒くなっても凛々と咲くダリア。
高さは5~6メートル、圧巻である。

Img_7173 
あまりに気高く美しくて私には句が出来なかったけれど、今日の句会で上手に詠んでいる人がいた。

傍らに小さな「皇帝ダリア」も。
11月、所謂晩秋の花。
最近流行の花らしい。

Img_7177

もう一度見に行きたいな

|

2010年11月25日 (木)

青から黄へ

10月5日、マイブログに「鬼青柚子」を登場させた。
わあ~。もう50日経ってしまった。
何もかも色づく秋。
鬼柚子だってそりゃあ、黄色くなりたいよ~Img_7161_4

5日前は未だいくらか青かったのに
この5日間でこんなにも黄色!

時々ここへ来て柚子を見守ってきた私としては、この柚子を捥ぐ人が憎いような羨ましいような複雑な気持になってしまう。Img_7164
でもでも何時かはこの木から無くなることだけは確か・・・。もう今日を最後に
柚子を見にくることはやめよう。

木の枝が払われ風通しの良くなった鬼柚子に、落っこちないように赤いネットが被せてある。

|

2010年11月22日 (月)

切手の芭蕉  (4回)

 「奥の細道シリーズ」  第3集

Img_7147_3 Img_7149_2

 

  世の人の見付ぬ花や軒の栗    芭蕉

地味で目立たない栗の花は世の人の目にとまらない花。その栗を愛して世をさけて住んでいるこの庵の主人もゆかしい人。

白川の関を越えて、旧知の俳友、須賀川の豪農、相良伊左衛門(俳号・等窮)<とうきゅう>を訪ねしばらく滞在した時の句。

*切手発行日 昭和62年8月25日
*消印は福島中央郵便局

Img_7145
 Img_7146

 

  早苗とる手もとや昔しのぶ摺     芭蕉

芭蕉が今の福島市の郊外にある「しのぶ摺の石」を訪ねたときの句。

早苗とる乙女のてつきを見て、昔「しのぶ摺り」をした手つきもあんなものではなかったのか・・・と。
切手の、早苗とる乙女の何と優雅なこと。
「しのぶ摺(ずり)」は昔、奥州信夫郡から生産した摺絹(すりぎぬ)の一種。

*切手発行日  昭和62年8月25日
*消印は福島中央郵便局

 

|

2010年11月19日 (金)

    有るほどの菊抛(な)げ入れよ棺の中      夏目漱石

Img_7152_2

菊って棺を飾る淋しい花だと
いつも思っていた。

でもこんな菊もある。ご近所から頂いてこんなに可愛い菊に出合った。
今、玄関を飾っている。
数日間は楽しめるかな。

         
  モナリザはいつもの如し菊枯るる       山口青邨

|

2010年11月15日 (月)

桜紅葉

     あたらしき桜紅葉で涙拭く      仙田洋子


俳句仲間のS子さんの眼鏡の明るいフレームに触発されて
私ももう一つの眼鏡が欲しくなった。

同じようなオレンジ系のフレームを探したが2軒の店に見当たらず、でも今使っている眼鏡とは全然違う形の、色はイメージより少しおとなしいブラウンにした。
遊び心十分の眼鏡を選んだつもりだけど?

眼鏡選びはもう一つの自分の顔を探す旅のようなもの。
いつも楽しい。
Img_7144
今朝、障子の桟を拭こうと窓を開けた途端、
・・・眼下に「おお、桜紅葉!」

新しい眼鏡で見た桜紅葉。
今年は夏が暑かった分ことのほか美しい。

|

2010年11月11日 (木)

切手の芭蕉   (3回)

「奥の細道シリーズ」  第2集

Img_7119_4 Img_7120_4


  

野を横に馬牽むけよほとゝぎす      芭蕉

 

芭蕉が黒羽から馬に乗って那須温泉へ行く途中の作。
「馬子よ、あのほととぎすの鳴き行く方へ馬を引き向けてくれ」

*切手発行日 昭和62年6月23日  60円切手2種
*消印は栃木県那須塩原市黒磯郵便局

 

Img_7125

Img_7126_2

 

 田一枚植て立去る柳かな       芭蕉

 

西行が歌に詠んだ有名な柳はこれか・・・と感慨にふけっている間に、田植えをすませた人々の気配。はっと我にかえる芭蕉。切手の柳も白く輝いて・・・。

*切手発行日 昭和62年6月23日  60円切手2種
*消印は黒磯郵便局

|

2010年11月 6日 (土)

書きたいこと

ある人に聞いた霊の話をブログに書き始めて、
数行書いた処でパソコンがちらちらっと歪んで
文字があっという間に消えてしまった。何故・・・??

ブログ書く時にはこんな現象はたま~にはあることだから
最初は気にしなかったけれど、
その内にだんだん恐くなってきた。
今夜はもう書くのはやめよう。
きっと踏み込んではいけない世界なのだ。

霊を信じている人には霊が見えるらしい。
私は信じていないから全く見えない。
あ~あ、やっぱり書きそうになってしまう。

霊の話を聞いた日の夜はほんとに恐くて眠れなかった。
そんな恐い話も時が経つにつれてだんだん薄れゆく。
話を聞いて未だ一ヶ月と経っていないのに。
それはやっぱり信じていないから?

だが時々気になって気になってつい書きたくなってしまう。
実際、霊の写真を何枚もばっちりと見せられたのだから。
それにしてもあの霊の子たちは明るかったな。
目鼻は無かったけれど・・・。
今夜はそんなこと書きたい夜だったのに・・・。

|

2010年11月 3日 (水)

切手の芭蕉    (2回)

Img_7108_2「 奥の細道シリーズ」 第1集  Img_7109_3

 

 

 あらたふと青葉若葉の日の光     芭蕉

芭蕉は江戸の千住を3月27日(陽暦「5月16日)に発ち3日目に日光に着いた。

「あらたふと」=「何と尊く感じられることよ」という感動の言葉に集約された日光山に対する芭蕉の挨拶句。
切手の華厳の瀧が青葉の中に白く長く印象的。

*
切手の発行日 昭和62年2月26日 切手2種
*消印は日光郵便局

|

« 2010年10月 | トップページ | 2010年12月 »