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2010年11月22日 (月)

切手の芭蕉  (4回)

 「奥の細道シリーズ」  第3集

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  世の人の見付ぬ花や軒の栗    芭蕉

地味で目立たない栗の花は世の人の目にとまらない花。その栗を愛して世をさけて住んでいるこの庵の主人もゆかしい人。

白川の関を越えて、旧知の俳友、須賀川の豪農、相良伊左衛門(俳号・等窮)<とうきゅう>を訪ねしばらく滞在した時の句。

*切手発行日 昭和62年8月25日
*消印は福島中央郵便局

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  早苗とる手もとや昔しのぶ摺     芭蕉

芭蕉が今の福島市の郊外にある「しのぶ摺の石」を訪ねたときの句。

早苗とる乙女のてつきを見て、昔「しのぶ摺り」をした手つきもあんなものではなかったのか・・・と。
切手の、早苗とる乙女の何と優雅なこと。
「しのぶ摺(ずり)」は昔、奥州信夫郡から生産した摺絹(すりぎぬ)の一種。

*切手発行日  昭和62年8月25日
*消印は福島中央郵便局

 

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