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2010年5月

2010年5月28日 (金)

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俳句とは無縁の友人Mを誘って「ボストン美術館展」を覗いた。
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モネ、ルノワール、ミレー等の作品の前に立つということは、この絵を描いた巨匠たちと同じ絵を見るという事実を共有すること。つまり百年以上もの時を経てすごく幸せな時間を共有していることになる。

それにしても「ボストン美術館」はすごい。日本の名画や美術品も数多くコレクションしているらしいが、今回その一端を垣間見たという感じ。

ギャラリーを出ると、どうぞと言わんばかりにレストランがある。Img_6700
Mと会うときの合言葉はいつも「記念だから、ね!」だ。

今回もささやかな記念に52階のレストランに入った。コーヒー無しで2000円のランチは高い?安い?
「森タワー」の52階なのだから当然高い??

曇り日の展望台には行かず、レストランから大都会六本木の街並みを眼下にした。
そしてふと思ったのだった。吾が街「横浜みなとみらい」の海や運河やベイブリッジがなつかしいな・・・と。

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2010年5月25日 (火)

「物」

「物」と出合っても、立ち止まることもなく、すっと通り過ぎただけのことなのに、いつまでも時々脳裡に現われては又消える不思議な「物」がある。多分、私の中で句材として、抹殺できない気になる「物」なのだ。

気になる「物」は数年に渡ってしつこく私を追いかけてくる。
今日、その「物」に追いかけられた。

確かにあの「物」に出合ったとき、歩きながらカメラに収めたような気がするので、パソコンの中の「マイピクチャーズ」を探検してみたが、その「物」は無かった。きっと何かの弾みで削除したのかも知れない。

私を追いかけてくる「物」、即ちあの「洋書店」に出合ったのは東京のどこの街だったっけ。 こんなとき「方向オンチ」は全くお手上げである。
ここで句は進行停止状態になる。そして私の脳裡から又しばらく「物」は消え去る。数ヶ月も、数年も。

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2010年5月22日 (土)

野菜ケーキ

  左膝は躁右膝は鬱ねぢり花(hoko)
最近、歩くことをしないからストレスが溜りぎみだ。
私の場合、このストレスは俳句では癒されない。

結局俳句より楽しいものといえば、エプロンを縫ったり、お菓子を焼いたりパンを焼くことになってしまう。先日、パンを焼いたのが久し振りだったので、イースト菌が働かずパン種が全然膨らまない。困った~
途中から方向転換。ドーナツにしてしまった。
甘党のYは喜んでくれた。
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昨日は、テレビの料理番組で観た「野菜
ケーキ」に挑戦。
玉葱、ズッキーニ、パプリカ(赤、オレンジ、緑)ミニトマト、チーズ、オリーブオイルを使う。実に健康的素材だ。先日のイースト菌のこともあって、古くなったベーキングパウダーは新しくした。

ほほっ!ふくらんだ、ふくらんだ~ ちゃんと出来た~
但し、これ、野菜ケーキだからヘルシーそうだけど結構チーズを使う。二種類のチーズ(120g)は多い。次回はチーズを少し減らして焼こうかな。Yは甘くないケーキに少し不満。

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2010年5月19日 (水)

この皿の鮃(ヒラメ)の絵が気に入っている。
第一、鮃の顔に愛嬌があって、鮃の絵の上に又、魚を盛り付けるのがとても楽しいのだ。
この絵は鰈(カレイ)ではなく鮃。その理由は顔が左向きだから。
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・・・と勝手に左向きに使う。

鰈の顔は右向きである。
右向きに使ったことはこの数十年一度もない。
この皿は季節を問わずよく使う。

騙し絵のやうに鮃を裏返す(hoko)
この冬作った句はとうとう句会には出さず仕舞いで、春が過ぎ夏になってしまった。

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2010年5月14日 (金)

躑躅

一ヶ月以上何の吟行にも参加していない。膝を痛めているので仕方がないのだけど、少しづつ快方に向っていることだけは確か。
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そうだ!久しぶりに整形外科から数分のところにある乗馬クラブへ足を延ばしてみよう。

わっ、いきなり躑躅が満開。神様感謝!
確か躑躅の柵の向こうは馬場のはず。
ゆっくりゆっくり歩いて行った。
午後の馬たちはほとんどが厩舎に籠っている。
3頭が外に繋がれているだけだ。

「仔馬はいないのですか?」乗馬服の青年に尋ねてみた。
「仔馬は別のところで育てるんですよ。小さめの馬がいますが元々小形の馬なんですね~」
そうか。仔馬を見たかったなあ。
でもこんなにすごい躑躅を見たんだから満足、満足。
それにしても最近、「躑躅」の句をあまり見ないなあ。

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  厩舎より白衣出できし月夜かな    今井 聖
 

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2010年5月10日 (月)

こごみ

「草そてつ」、別名「こごみ」は葉の先がくるくる巻いて可愛い。
薇や蕨と同じ羊歯の仲間。

Img_6613_3見るのも触れるのも食べるのも今日が初めて。この長野産「こごみ」は勿論、いただきもの。

三月半ば頃から初夏まで、葉先のくるくる巻いた柔らかいところを摘み採るらしい。

ない、ない?「草そてつ」は季寄せにも歳時記にも日本大歳時記にも季語として載っていない??道理で疑問符の形をしている訳だ。
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天麩羅と味噌和えにしたら全くアクが無く上品な味。一言で言えば「みどりの味」かな?

「こごみ」の名前は葉先が前かがみに屈(こご)んだように見える姿に由来するようだ。
今日は山の幸、「こごみ」の「みどり」に魅せられた日。



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2010年5月 5日 (水)

スパゲティーボンゴレ!

ゴールデンウィークに入ると同時に、川崎臨海部にある人口海浜「かわさきの浜」が五十年ぶりに潮干狩解禁になったとか。
川崎市民の方たちが待ちに待った朗報に違いない。

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アサリを掘ってきたら、そりゃあスパゲティーボンゴレです!
毎年この時期になると、Yが昔少年お友だちと潮干狩りに行く。
このアサリ、横浜の金沢八景で獲ってきた由緒正しきアサリです。
スパゲティーとアサリ、トマト、ブロッコリーの材料で「スパゲティーボンゴレ」が出来上がる。(そうそう、オリーブオイルに、ニンニクと唐辛子もちょっぴり必要でした)

好みで上に粉チーズを振れば完璧。
調理時間はやはり15分。このボンゴレ、少々大盛りでしたね!

    
金曜日が好きで韮・鯖・浅蜊買ふ     正木ゆう子

私も金曜は昔から好き。うれしくてつい色々買ってしまう。
浅蜊と韮は「春」の季語。鯖は「夏」の季語。
そうなんだ!きっと今頃の季節なんだ。

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2010年5月 1日 (土)

遊び心

先日、朝日新聞の「天声人語」では京菓子の「遊び心」について触れていた。

菓子のある老舗ではたとえば桜餅は三月の初旬から作り出す。ごく淡い桜色から始めて、春がたけるにつれて日々紅を濃くしていくそうだ。最後の花の散りきった頃、真っ白な桜餅を三日間作って「花供養」とし、春を終らせるのだという。

そんな「桜餅」の遊び心があるなんて驚きだ。さすがに京の老舗だと
感心するばかり。
Img_6465 そういえば土産物の包装にしたって、首都圏のものより、京都、神戸あたりのデザインが何かしら垢抜けしている感じがする。
お土産を食べるまえにつくづくと紙袋を鑑賞するのはも一つ何か特した感じ。

写真は京都の漬物のお土産。

表に一首
 水の音は
 枕に落つる
 
ここちして
 寝覚めがちなる
 大原の里             寂然

裏に一首
 山ふかみ
 岩にしだたる
 水溜めむ
 かつがる落つる
 橡拾ふほど            西行法師      

とある。この袋のデザインに見とれてしまった5月1日。

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