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2009年12月

2009年12月30日 (水)

椅子カバー

Img_5347 この年、何か残したものがあるのか考えてみたら、何もないじゃないかと思ったけれど、それがあったのです。

私は5~6年に一度、リビングの安楽椅子のカバーを縫って、そっくり掛け変えることにしている。私にとっては三日がかりの一大事業で「やった~感」があるのは事実。椅子の上に丁度収まる座布団も一緒だ。

このデカ椅子、三つある。四つではなく三つにしておいてよかった。
今では二つでもいい位だ。
椅子カバーを残すなんてささやかなだなぁ~

では皆様、良きお年をお迎え下さい。
ブログ覗いて下さって有難うございます。

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2009年12月29日 (火)

ナイトヨコハマ  (4)

外人墓地は右手。「白く尖った墓標は夜でも見えるのね」
お喋りしながらワシン坂を抜けて「フランス館」の前に。
今夜限定、聖歌のコンサートの真っ最中だった。Img_5983_5  

Img_5979_4 100人くらいの観衆は勿論静か。
冬の夜の灯だまりという表現がぴったり。
圧倒的なイルミネーションの洪水を仲間と歩いた、一昨年の丸の内をふと思い出す。
同じ都会にもこんな静かな、クリスマスがあるのだ。
山手のクリスマスの灯はひっそりと暮らす高級住宅街の間にぽつりぽつりと点在する。
Img_5990_2
あれ、あれ、もう数え日なのにクリスマスがやっと終った。やれやれ!
随分端折ったけれど・・・。

数へ日の数へるまでもなくなりぬ   
                     鷹羽狩行


数え日にはどんどん家事を詰め込んでしまう。
窓拭きも黒豆煮も家事のような俳句も。
昨日はウォーキングを忘れてしまった。
でもあと数日すれば365日の余白が出来るのだ。早く来いよ来いよお正月!

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2009年12月28日 (月)

ナイトヨコハマ  (3)

Img_5961イギリス館前の噴水を挟んで建っている西洋館は山手111番館。
J.H.モーガン設計の建物の中はポルトガルのクリスマスの飾りつけ。

クリスマスディナーのセッティングは、闇からいきなり灯の中へ突き落とされたような感覚だ。

Img_5969テーブルの上に「食べられません」と書かれたカードを見て現実に戻る。
勿論!よくよく見れば贋物だった。
 
クリスマスの句って難しい。
現実的な人事句でさえ何か無理をしているような違和感がある。クリスマスの言葉自体の意味が重過ぎるのだろうか。

夕べの横浜港を見たばかりの私が妙にリアルに
思えた句。句のリズムも好き。

     クリスマスゆき交ひて船相照らす       加藤楸邨

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2009年12月26日 (土)

ナイトヨコハマ  (2)

山手西洋館では12月25日迄、「世界のクリスマス2009」を開催中だった。
いくつかの西洋館のクリスマスを巡るのが今回の目的だ。

「港の見える丘公園」の薔薇園で夜に入る。
冬薔薇が咲いているという先入観があるから薔薇だと分るけれどImg_5958
知らなければもやもやと黒い雲のようなものだ。

「イギリス館」前の噴水は帝王のごとく闇の中に屹立している。
夜の噴水は闇というメディアによってその存在感を増幅させる。

今夜のナイトヨコハマは圧倒的な闇の中の微かな灯を求める旅なのかも知れない。(少し大袈裟だけど・・・)
Img_5957

(左写真は「イギリス館」)


肉体のなかこそ白き冬の闇     高野ムツオ
冬の闇見て見てこれ以上見えぬ    池田澄子


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Img_5955_2

マリンタワーと横浜港

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2009年12月24日 (木)

ナイトヨコハマ  (1)

友人Mと横浜山手のクリスマスナイトを散策した。
Img_5954_3
Mはスタッフ数名を抱えるバリバリの塾経営者。
私と違って多忙を極めている。
彼女の時間を奪っては悪いと思い、最近は私も誘うのを遠慮がちだ。
誘えばすぐに話はまとまる。
今夜は三ヶ月ぶりのご対面だ。

それは「港の見える丘公園」から始まった。

夜に入る前の一瞬は、黄金でも銀鼠でもなく紫だ。私の好きな色なのに意外と句には詠んでいない難しくも憧れの色。

いつも見過ごしてしまうこの一時を
「夕べ」という一言で片付けてしまった先人はすごい。

  あった、あった、むらさきの一句。
       遠景に描く裸木むらさきに      いほこ(2008年)

   

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2009年12月21日 (月)

朝飯前

この頃変な癖がついている。
誰にでもあることかも知れないけれど、2冊の本をジグザクに平行して?読んでいる。

一冊は外山滋比古著、「思考の整理学」。

この作者なんでも「朝飯前」に事をやる主義だとか。
朝の頭は能率がいい。
朝の頭は楽天的。
朝の仕事が自然。
朝飯前の仕事こそ本道をゆくもので、夜、灯をつけてする仕事は自然にさからっているのだ。

故に、作者は英雄的早起きはできないが、朝のうちになるべくたくさんのことを
してしまいたい。それには?・・・答は簡単。
朝食を抜けばいい。??

こうすればひるまではすべて朝飯前の時間。そこですることはすべて、朝飯前ということになって、はなはだ都合がよろしい・・・と言っている。
昔からブランチという都合のいい食事もあることだし。

何だか変?と言いたくなるが、紆余曲折を経てこういう生活になった作者のこの説にはすごく納得させられる。
で、私がこの本を読むのは「朝飯前」ならぬ「昼飯前」あたりになる。

そして夕方近く読むのは何故か岡本太郎の「宇宙を翔ぶ眼」。
この本、早く読み終えてNさんにお返ししなくては。

こちらは
前書と比べて内容が、宇宙的、歴史的、色彩的、躍動的、そして謎めく。
やはり午後向きの書なのだ。Img_5918_2

私の単純な頭にしては混乱しないのが不思議。
それにしてもこの頃、読むときの感動が数日すると忘却の彼方となるのが
ちと不安。
 二冊の書じぐざくに読み寒落暉                     (hoko)
ア~、表現は難しい。やぱり俳句にも「朝飯前」の冴えた頭を使う方がいいのかもしれない。そして一度叫んでみたい。「俳句なんて、朝飯前じゃ~」とね。

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2009年12月18日 (金)

寅さんになりたくて

Img_5908来年の干支、ビーズの寅ちゃんのストラップが出来た。

何ヶ月も前からいくつか試作して
このデザインに決めたのだ。
いつものことながら製作はY。

猫といわれれば猫のようだけど
黄色と黒ですっかりトラちゃんになってしまう。
そういえば正月恒例の「男はつらいよ」シリーズの寅さんがいなくなって何年だろう。
トラの子は揺るる寅さんになりたくて。

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2009年12月15日 (火)

葉付き蜜柑

Img_5905 頂いたものは食べる前に写して書いて
感謝しなくちゃ。
いきなり食したら可愛そう。

Img_5906_2



  名も知らぬ蜜柑ばかりや葉の付きて(hoko)
  一つづつ減りゆく蜜柑人のごとく  ( 〃 )

  あぁ!悲しくなる。

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2009年12月12日 (土)

葱提げて

道路一つ隔てたカワセミ池のまん前に消防署がある。
ウォーキングのときは必ず消防署も見ることになる。

だからといって格別消防署について詳しくはなく、Img_5075_3
消防署の中は未だに謎。

知っていることといえば、消防車は火事場へゆくときは真っ赤な音のサイレンを鳴らし続けて走るけれど、消防署内で鳴らすときはほんの2秒ほど。
多分、本日のサイレンの状態をチェックしてるんだ!
 消防署のサイレン2秒初氷(hoko)

消防署の職員は男性だけ??ええっ!そんなことは多分ないでしょう。
でも見てしまった。     葱提げて男消えたる
消防署(hoko)
 俳句としては消えるのは「男」の方がいいか、「女」の方がいいのかは謎。

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2009年12月 9日 (水)

線香花火?

何という名のゼラニュームなのか知らなかった。

咲き続けるかと思うと  
Img_5901
ぱっとく咲くのをお休みする。
一ヶ月位休んだあと、又パッ!パッ!と一ヶ月ほど次々に咲き続ける。

数日前から又咲き始めた。まるで線香花火のようだ。

葉っぱは紅葉のように可憐。
只、匂いはゼラニュームそのものである。

図鑑によると
葉っぱが紅葉。上弁2個がとんがってウサギさんみたいな花の形・・・とある。

これだ、これだ! その名は「ステラキャシー」。

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2009年12月 4日 (金)

干柿

干して一週間もしない内に柔らか~い宝石のやうな干柿が出来る。
硬くなった干柿に魅力はない。Img_5892_2


故に少しだけうちで手間をかける。
今年も干柿を2回、計5~60個は作ったかな。

やわらかい干柿好きには是非是非手作りをお勧めしたい。
干柿だって雫するのだ。
Img_5898_2
好みの硬さに出来上がった干柿はラップに一つづつ包んで、冷凍庫に。


Img_5884_4

今年の渋柿は千葉の知人から新米と特大の薩摩芋と共に届いた。謝謝!

季節はもうとっくに冬なのにまだまだ秋の味覚は続く。

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2009年12月 1日 (火)

冬芒

逆光の芒は美しい。Img_5878
うちの真下は街の交差点ではない。
今、冬芒の原っぱだ。

もうすぐ夜が来る。

耐へるともなき冬芒まだ元気                      橋本榮治

Img_5880_2

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