« 水泳教室 | トップページ | 無花果 »

2009年8月 3日 (月)

百合の蕊

「蒲の穂」と「百合」は福岡の姉が先日吾が家に滞在したときに活けたもの。
(活けたというより挿したと言った方がぴったり?)

「夏の花は少し長めに切りましょうね。水を替えるときにImg_5412_4
少しずつ切ってあげたほうが長持ちするから・・・」
なぁんて独り言をいいながら活けた。

姉が帰ったあと、白百合は己の白い肌を黄色い花粉でべたべたに汚して
まるで姉との別れを惜しんだようだった。

  白百合や己を汚す蕊を持ち(hoko)

私にしては珍しい観念的な句。
結果はやはり今井主宰選には外れた。
人生を暗示するような観念的な句は避けたいという理由だった。句評を頂けただけでも幸運というべきか。
私の思っていたとおりだった。「やっぱり・・・」という句である。

白百合を見るたびに、姉の活けた花粉に汚れた百合と
没になった句を思い出すに違いない。

|

« 水泳教室 | トップページ | 無花果 »