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2009年7月

2009年7月30日 (木)

水泳教室

   泳ぎより歩行に移るその境     山口誓子

人が生きてゆくということは瞬間しゅんかんの動作の積み重ねである。
ほとんどはその動作なんて気にしていない。すぐ忘れて次々動作を繋げて
生きている。そんな見逃してしまいそうな「泳ぎより歩行に移るその境」なのだ。
珠玉のような「泳ぎ」と「歩行」の間に生まれる境。

    
∵。☆。∵。☆。∵。☆。☆。∵。☆。∵。☆。∵。☆。∵。☆。∵。 ☆。∵


夏休みに入るといきなりユキが吾が家にやってきた。

うちから徒歩4分、カワセミ池の畔にスポーツクラブがある。
そのクラブのキッズ短期水泳講習に参加するのが夏休みの大きな目的。
4日間で泳ぎの初歩をマスターしようというものだ。
勿論、ユキは未だカナズチだった。

Img_5381   生徒5名に一人の先生がつき、徹底したマンツーマンで泳ぎの指導をする。
プロの指導を私も四日間見学することが出来た。

その道のプロとは何と奥深いものか。やさしく楽しく基本に忠実に根気よく指導してゆく。だから泳ぎの形が美しい。

そういえば昔、吾が息子も二年間水泳教室に通ったっけ。だから泳ぐフォームだけはきれいなのだ。・・・と遅まきながら一応ここで納得。

素晴らしい!泳げなかったユキが三日目には曲りなりにもクロールらしき
形になって泳げるようになったのである。フォームはきれい!

ユキは三日目にして魚に変身し、10才の誕生日を迎えた。
メデタシ!メデタシ!

私は滅法忙しかった~  今日は拙い吾がブログ「夜空へ」が滅茶苦茶なつかしかった!

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2009年7月14日 (火)

腰越

藤沢から江ノ電に乗って腰越へ行ったのはちょうど一ヶ月ほど前のこと。
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時々ヨーロッパスタイルの洒落た色の電車も走っていて久し振りの江ノ電は楽しい。

細い路地や庭先ををくねくねと走る小さい電車はまるで玩具のようで心が弾む。ウィークデイなのに客は満席。鎌倉は紫陽花が盛りの頃だった。

蛇のごとく路地ゆく電車朝ぐもり(hoko)

腰越の浜には漁船があがっていて若い漁師さんは愛想よく話に乗ってくれる。

Img_5233_2 「いい魚はお得意さんが持っていっちゃったからもうあまり残ってはいないねぇ」と言いながら、網から魚を丁寧に外してゆく。
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魚を傷つけないように網をチョキンチョキンと鋏で惜しげも無く切っている。
このあとの網の繕いは大変だろうなあ。

紫陽花の季節も過ぎた。      
さあ、いよいよ梅雨明けだ♪

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2009年7月10日 (金)

夏の夜    「龍太語録」

横浜は三日間位、強風が続いている。特に激しい夜風は視界の外にいる植物たちが気にかかる。
nemurinnさんちからお嫁に来た「ベゴニア ク リーミーファンタジー」は無事だろうか。
それにすくすく伸びている朝顔だって心配。
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そんな夜、

『飯田龍太読本』の中の「飯田龍太語録」<実作へのヒント>をいくつか抜粋してみた。
144語録の中のほんの一部ではあるけれど。

名句は、俳人も俳人以外の人も感心するもの、秀句は俳人だけが感心する。

名句は作者の個性というものから離れていると思う。表現が非常に個性的であるという作品は、秀句の中には入るけれども、名句の中にはあり得ない。

俳句の感銘というものは、きわめて直感的なもの。一読胸にひびき、六腑にしみわたって間髪を入れないものであり、くどくど説明することによって成程と合点するような作品は、所詮二流品である。

優れた俳人は一世紀に一人か二人出るだけかもしれないが、優れた俳句はいたるところに存在する。

最後にもう一つ。
俳句は即興の詩という。たしかにその通りであるが、即興が生きるためにいちばん必要なものは、鍛えた時間の蓄積である。
と、ある。

これは説得力がある。積み重ねる時間の中で俳人の感性が育つ。時間よりも尊いものはないという処で少しほっとする。まだまだ私に時間だけはたっぷりとあるのだから。

生まれたばかりの小さなクリーミーファンタジーにさえこの世に咲いてからの確かな時間の蓄積がある。雨風に鍛えられつつ、それはこれからもずーっと続く時間なのだ。



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2009年7月 7日 (火)

ブラックベリー

家から数分のところでも、内科へ行くときしか通らない道。
つまり風邪で熱を出したときだけ通る道。
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今日はふとウォーキングをこの道に変えてみた。熱なんて無いのに。

そして出合った「ブラックベリー」。

「見て!見て!」と妖しげな赤い実、黒い実で私を誘う。


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ダメダメ!赤くても黒くても美味しそうでも
あなたたちは滅法酸っぱいんだから。

決して煮詰めてジャムにしたりはしないから
写させてね。

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2009年7月 2日 (木)

幻影

円盤の真ん中に見える青いパワーストーン。
この石は掴んでもつかんでも掴めない幻影に過ぎない。
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白い円盤二枚を合わせた内部は鏡の世界。
実際には円盤内部の底に小さな石を置いているのに、中央上部に置かれているようにリアルに見えてしまう。

実際見えているのは幻影なので、触っても触れない不思議な感覚。

俳句のように掴み所の無いこの「イリュージョンスコープ」で
今朝から遊んじゃいました。
トンボ玉、指輪、花びら、ピーナッツと色々入れて試して、虚と実を行き来する今日は何だか変な日。   この教材用玩具は、直径15センチ、高さ5センチ。(アメリカ製)
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こんなイリュージョン玩具、みんなとっくに知ってる?
もしかして知らなかったのは私だけ・・・?

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