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2009年5月

2009年5月30日 (土)

浅蜊

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有り難いことに横浜には潮干狩りの出来る金沢八景の「海の公園」がある。
今年もアサリの恩恵を受けた。


アサリは食べる1時間ほど前に、水洗いし、笊にあげ常温に置いてから食べると美味しいと言われる。

そういう状態はアサリにとってストレスが溜り、美味しくなる成分を作るとのこと。
ストレスで美味しくなるアサリって不思議!

Img_4890ユキは、トカゲやイモリは可愛くてしかたがない様子で猫可愛がりする。
蛇も飼ってみたいなどと恐ろしいことを言う。


なのに、アサリは気持悪いと言ってあまり触りたがらない。私にはこの9才の子の複雑さが分からない!

  浅蜊椀無数の過去が口ひらく   加藤楸邨

椀の中で、アサリが口をひらくのではなく、 「無数の過去」が口をひらくのだ。怖い!
俳句は「今」を詠っているとはいっても、殆んどの場合過去に遭遇したことや見たことを「今」という視点で詠むことが多い。
楸邨は俳人の宿命みたいのものをアサリに託して詠んだのか?
我々一般的感覚からたちまち飛躍しては、再び現実を直視する楸邨独特の句にはやはり惹かれる。

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<ゼラニューム>の盛りの今頃が
一年で一番過し易い季節。
もうすぐ梅雨。

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2009年5月26日 (火)

白いたいやき君

辛党のお宅のキッチンにはいつもお酒があるように、吾が家の冷蔵庫に羊羹が無いなんてことはまずない。甘党のうちには、自然に甘いものが集まってくる。

Img_4918先日、私としては珍しく句会の日のお土産を持ち帰った。

「蒲田駅」から5~6分のところにある「尾長屋」さんの「白いたいやき」だ。

句会仲間のTさんにご紹介いただいたこともあって、吾が俳句仲間ではとても有名な鯛焼きである。

一口食べたYは「これ、もちもちしているね~変わってるけど、うまい!」
キャッチフレーズどおり想像以上にもちもち感たっぷり。
白あん、黒あん、抹茶と三種類買ったけど、他にチョコとカスタードが売られている。
持ち帰り用にはくっつかないように一つづつ丁寧にラップが被さっている。
  洋風の夏の鯛焼き肌白き   hoko
美味しそうなちょっぴりオシャレな句に出来上がって??、たいやき君に感謝!

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2009年5月22日 (金)

カワセミちゃん

鯉幟の池がカワセミ池に戻った。Img_5043_2 久し振りに見たカワセミちゃん。

例のビッグなカメラを携えたカメラウーマンの話によると、
「私、夫が朝5時頃出社しますでしょ。そのあと私暇でしょ。
だから7時頃からここに来て、一日中色々な小鳥見てるの。
最近カワセミは朝早くから夕方までしょっちゅう来てますネ~
時々親子でくるんだけど、アレ!今は一羽だけですよね~」

う~ん! カワセミの噂についてはこのカワセミ女史にはとてもかなわない~。

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  私なんて、一羽だけにでも逢えたのは幸せ♪

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2009年5月18日 (月)

マトリョーシカ

スペイン旅行の帰路はモスクワ経由便だった。
1993年のこと。もう16年も前のことだ。

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飛行機に給油のため、1時間ほどモスクワ空港でのお買物タイム。
その時買ったのがロシアの代表的な木製人形「マトリョーシカ」。
開けてもあけてもお腹から同じ人形が出てくる。 
 


  
   人形の腹に七つ子夜店かな   hoko   
  空港の異国の灯ふと夜店   
なあんてこと考えながら、夕飯の仕度をしたのはつい先ほどのこと。 

あの当時のモスクア空港は暗かった。Img_5028_3
お手洗いもみすぼらしくてこれがモスクア・・・かと驚いたものだ。
ソビエト連邦解体(1990年)後、ロシアとなってまもない頃の電力不足は、空港でさえも暗くせざるを得ない時代だったようだ。

土産物売場だけがいやに明るく嘘っぽかった。まるで日本の夜店のような・・・。

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2009年5月15日 (金)

ペインテッドセージ

「きれいな花!」と言いたいところだが、この先端の紅は葉っぱなのだ。
花は茎の途中に小さく沢山咲いて可憐。Img_5003

名は「ペインテッドセージ」
ハーブの仲間。

これ、分類では花ではなく低木なのだそうだ。
丈は40センチ位かな。

Img_5004
未だ育てたことの無い方には是非是非お奨めしたい。

2月頃だったか、10センチ位の苗から育てた。
簡単、可愛い!私は只今この花に夢中。
この花のほんわか感がたまらない!

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2009年5月12日 (火)

続続・雨のくらやみ祭

  男らの汚れるまへの祭足袋    飯島晴子

祭を彩る小物には色々ある。笛、太鼓、半纏、半被、団扇、鳴子、等々。
出店の品まで言ったら際限が無い。
特に真っ白な祭足袋は中でも印象的。

神輿の通るメーンストリートに小ぎれいな甘味茶屋を見つける。
5時半には店を閉めるというけれど丁度いいではないか。
この日、ここの1時間は唯一のんびり出来たところ。
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おしるこを食べてお喋りをして身づくろい?をして神輿を待つ。
その合間に句を作って短冊にしたためる。結構忙しい。

店の片隅に見た「祭の矢」が色鮮やかだった。

これ、「祭の矢」でいいのだろうか?
何か特別な呼び名があるのだろうか?・・と疑問。
もひとつの傘立にあり祭の矢 
hoko

店の真ん前の道路を渡れば、
神戸町(ごうど町)会所の前。
ここで「おいで」と呼ばれる「神輿渡御」を心ゆくまで堪能したのだった。そして雨は一日中降り続いた。        (をはり)

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2009年5月 9日 (土)

続・雨のくらやみ祭

くらやみへ行くには牡丹園を横切らなくてはならないらしい。
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そこに牡丹が咲いている
愛の牡丹が咲いている
いくら摘んでも牡丹は尽きない
どこにどこにあるの愛の園

あらら!これは布施さんの歌のような違うような?
こんな歌をうたっている場合ではない。俳句、俳句!

植木市の片隅には牡丹の鉢が累々と。

  牡丹に息を濃くして近寄れる      草間時彦
 
雨の日の日暮れは早い。
みるみるうちに闇が押し寄せてくる。

6時の御輿渡御(みこしとぎょ)までに未だ2時間近くあった。
  あ~ぁ、やっぱり「続」を書いてしまった!

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2009年5月 7日 (木)

雨のくらやみ祭

5月5日、「街」の仲間と府中、大國魂神社の祭へ繰り出した。
俗にいう「くらやみ祭」である。

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クライマックスは花火の合図に始まる「神輿渡御」(みこしとぎょ)。

巨大な太鼓は、生と死を越えた遥かな世界から湧いてくるようにもの悲しい音を響かせる。


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神官の格式については何も知らないけれど、古式ゆかしい行列には心奪われた。
白い傘に白装束、沓だけがぴっかぴかの黒。

 旅終る百合の化身の禰宜過ぎて                    (hoko)
一日?いや半日を過した「くらやみ祭」。奇妙な長~い旅をした気分になったことは確か。
又、是非是非行きたいな~

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2009年5月 5日 (火)

鯉幟

こいのぼり=きれい!楽しい!うれしい!優雅!なつかしい!
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「でもボクたちは
怖いんだヨ~(u_u。)」 と
嘆いて極彩色の池に
寄り付かないのは翡翠やコゲラたち。

鯉幟の泳ぐ黄金週間は翡翠たちにとっては恐怖の池と化す。

   鯉幟畳まるるとき水に触れ      hoko
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2009年5月 2日 (土)

白詰草

ユキがこの春小学4年生になった。
俳句に夢中だったのは一年生の頃。Img_2463
今はもう俳句のこと等ほとんど口にしない。

でも若い?とき覚えた五七五のリズムは身体に沁み込んでいるらしい。
山下公園を歩きながらすらすらと二句詠んだっけ。

一句は私もびっくりするような伝統俳句調だった。
伝統俳句は教えなくてもどこかで少女の頭の中に入り込んでいる。
言葉は悪いがまるで伝統俳句ウィルスみたいだ。

その句は忘れてしまったけど、もう一句の方は今でも鮮やかに覚えている。

  船を見てしろつめぐさを編んでいる     ユキ
ユキは白詰草の指輪を編んで、ユキのママと私にプレゼントしてくれた。
ファミレスのテーブルに指輪がキラキラ光ってた♪
あれからもう一年が経ったのね。

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