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2009年3月

2009年3月30日 (月)

魚の目

  行く春や鳥啼き魚の目は泪     松尾芭蕉

ボク、飛行機ではないよ。昆虫でもないけど翼のような胸ビレがあるんだ。
どう?キレイでしょ。今日はボクのエメラルドの鰭のお披露目なんだ。

ボク、魚の魴鮄(ホウボウ)です。胸ビレの下方を使って海底を方々歩き回れるから「ホウボウ」という名なんだって。Img_45021_4

顔はゴツイけど色は赤くてきれいでしょ。
実はあまり言いたくないけど、鍋物、煮物、勿論、サシミもすっごく美味なんだって。

あ~あ!どこかの家の俎の上での、ボクの最後のデモンストレーションを見てネ!

最後に一言。
魚の目も色々あるけどボクの目こそが「つぶらな(円らな)な目」ってい言うんだヨ!

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2009年3月28日 (土)

君影草

今朝、ご近所からフリージアと鈴蘭の花を頂いた。

紫のフリージアはどこかで見たことがあるけれど
こんなに青いのは初めてである。
青い花は清楚でどこか淋しい。

  吸入やみつめどほしのフリージア       石田破郷

みつめられたフリージアはその後ひらいたのか、萎んだのか・・・?

                                                         Img_4643_5
鈴蘭は別名「君影草」(キミカゲソウ)なんて可憐な名を持っている。
蘭と言ってもユリ科だそうな。

昨日、ふと鈴蘭の句を思いつきで作ったとき、ああでもないこうでもないと推敲した結果、、それが念力となり花が届いたのかな。
春は何と素敵な季節なんだ♪

イケナイ! 鈴蘭は夏の季語でした。

  晩鐘は鈴蘭の野を出でず消ゆ       斎藤 玄

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2009年3月24日 (火)

侍ジャパンおめでとう♪

「ワールド・ベースボール・クラシック」 Img_4596_3 
侍ジャパンおめでとう!
世界一、二連覇!

もう感激で何にも書けない。
こんなに興奮させてくれてほんとにありがとう♪

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Img_4528_3 Img_4565 Img_4575_3 Img_4595_3 Img_4557_5 Img_4513_5 

野球をするこが大好きな人、見ることが大好きな人、ドキドキの数日間だった。良かった、素晴らしかった♪

桜草もうれしくてめちゃくちゃ揺れている♪

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2009年3月23日 (月)

落椿

咲いている花はきれいだけれど、落ちてしまえばもう淫ら。
とくに椿はそうなのだ。
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大きな椿の木の下に来ると、まるですっぽりと人の懐に入ったようなある種のなつかしさを覚えてしまう。

椿は人の雰囲気を持つ木。

 落椿われならば急流へ落つ              鷹羽狩行

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私たちがこの時期に見かけるのは藪椿が多い。

藪椿は散るときは花ごとそっくり散る。
山茶花は花びらが一枚づつ散る。
寒椿も一枚づつ散る。  


われならば藪椿のようにあっという間にそっくり散りたい。
でももう身体のどこかが散りはじめているような? 一枚づつ・・・。

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2009年3月19日 (木)

春いちご

うちの苺、今が育ち盛りというところで、Img_4501
一番早い苺が食べ頃になったので取り敢えず今日は中間報告を。

この苺、名は「さちのか」。
果実が硬く食味が極めて良い。
ビタミンC等の栄養素が豊富。
と苗札にある。 
まあ、苗札の説明としては平凡。

私なら、この苺は「子孫を沢山残す」な~んて書き添えたい。
初めて育てた苺なのに一年経ってこんなにどっさり子孫を
増やしてくれるなんて称賛ものだ♪♪

今日あたりが食べ頃なのだが、明後日、ユキが遊びに来るので、
それまで、生らしておくことにしよう。

Img_4360 

花がつぎつぎに咲いて、これらがみ~んな真赤な苺になるかと思うとドキドキする。

 おいと呼ぶ夫ゐて春の苺かな
           いほこ
(1999年)

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2009年3月16日 (月)

オキザリス

オキザリスってこんなに可愛い。
蕾はまるでハートをくるりと巻き込んだような形をしている。
紅、白、、黄、ピンクなど色は豊富。

  幸福といふ不幸ありオキザリス    石 寒太

Img_4437_2 

花壇でオキザリスを見ていたら、花守の女人から声をかけられた。

「今日、皇帝ダリアを移植したんですよ~」
「エツ!あの、世にも美しい皇帝ダリアを?」と私。



「苗木が7~8本ありますから、新しい芽がでたら差上げましょうか?」
「ワァ!是非是非!」今日は何とツイテイル日。

昨年11月、「旧東海道を一次だけ歩く吟行」で出合ったImg_3530
「皇帝ダリア」の気品には只々見とれてしまった。(写真右)

やっと今年の目標が決まる。
「この秋には絶対皇帝ダリアを咲かすのだ!」

オキザリスには何だか悪いなあ。
脇見をしたようで。

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2009年3月10日 (火)

春愁

春の陽気に誘われて、今朝黄色いフリージアがひらいた。
フリージアはとても香りがいい。
Img_4396_2
私の畑?は直径40センチほどの大鉢。 ぎっしりと植えられるだけ植えている。
朱のカランコエ、ピンクの桜草、パンジー、可愛いクモマグサ。白、ピンク、赤のジュリアン。

これらの花のほとんどは12月頃から少しづつ苗を足してきたもの。
紅色のラナンキュラス(写真下)も満開。

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自慢の白いゼラニュームも咲き始めた。これは大輪なのでこれからどんどん花が大きくなってゆく。この花は10月頃まで楽しめる。

寒い寒いと思っていても花の方が春の訪れには敏感だ。こ~んなに咲いてもうすっかり 「春愁」。

     拳握るのみや男の春愁は   能村登四郎

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2009年3月 6日 (金)

おぼろ夜

Img_4343_2 楸邨さんは知世子さんとの結婚第一声といってもいい呼びかけは

「俺は農業は何も知らないで育ってしまった。木や花や草や虫や動物のこれというものを知らないで、今日になってしまった。父親が俺に教えてくれたのは、貨物列車、恐ろしいスピードの機関車、そういうような機械というものだった。けれど農業の不思議な仕掛けは、教わっていなかった。どうすればいいのだろうか」と。

そして楸邨は述べている。
「結局煎じ詰めて私が掴むことができたのは、「ものおもふ」だったのです。「ものおもふ」といっても、くよくよしたり、恰好良いもの思いなんかではないのです。あの田んぼに入って、泥まみれになって、そして生えてくるものと取っ組み合って、これを育てて、薬をやったり何かをして、百姓として一人前の収穫をあげるこの段階を何も知らないでいたのです。」

埼玉県
粕壁中学校(現・埼玉県立春日部高等学校)の教師の頃、農業のことを何も知らなかった楸邨は生徒が怖かったという謙虚な言葉で表現している。
そして名句は生まれる。

   おぼろ夜のかたまりとしてものおもふ     楸邨

楸邨はこうも述べている。
「たしかに私には弟子がいます。先生先生と言ってくれます。しかし簡単に、おおそうか、Img_4345_2 私の弟子か、と言ってしまえる弟子ではないんです。怖いんです。どうかすると苦しいんです。そういう弟子が多いんです」とも。

楸邨は怖い思いをさせる先輩、先生、知人、弟子から、自分なりの宿題を課し、それを追いかけ、おぼろ夜のかたまりとなっていった。

私の好きな「おぼろ夜のかたまり」の謎が少し解けた。

おぼろ夜に楸邨はものを思って一個のかたまりとして存在している。その思っている内容は読者と作者との間に相当の落差があるところが面白い。やぱり楸邨さんてすごい人!

アサヒグラフ(別冊)平成俳壇・歌壇   (1992年12月25日発行)
  俳句的対話・「おぼろ夜のかたまり」考   加藤楸邨VS大岡信 より一部抜粋。

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2009年3月 3日 (火)

桃の花と

Img_4346

ストック、チューチップ、カスミソウ、
春の季語の集合だ。
今日は桃の花が主役。

なのに外は春の雪。
考えてみると雛の夜の雪の記憶は無い・・・?

記念すべき3月3日の夜の雪。

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2009年3月 1日 (日)

むにゃむにゃ

「なに、なに?この花はむにゃむにゃ?」 「違う、違う、アネモネなの~」
「そうか、そうか! むにゃむにゃか?」

叔父はアネモネを「むにゃむにゃ」だと言ってImg_4325

私たちが転がるほど笑わせてくれた。
愉快な叔父は母の弟。うちへよく遊びに来た。

むにやむにやとはアネモネのこと母と摘む            hoko
「ふふふ」とつい笑ってしまう、ず~っと昔のこと。

Img_4324_3   

アネモネの花の陰より白き足                            有馬朗人

このアネモネはどんな色? アネモネには赤、青、紫、白などがある。
この句、白でないことだけは確か・・・。

紫の花の蕊は黒い。蕊の黒さで「これが私よっ」って言っているのだ。
うちの花は白。蕊は黄色。色々なのですね~

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