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2008年12月29日 (月)

タヌキと鳩

一昨日、ウォーキングの途中、タヌキを見た。
犬でもない、猫でも、ウサギでもない、まぎれもなくタヌキだ。

タヌキは桜の裸木の下、皮膚病に冒された毛のない肌を
冬日に包んでもらうように、じっと動かない。
寒さに絶えられず、もしかして土管の中から出て来たのかしら?

吾が村はその昔里山だったのだから、嘗てはタヌキやウサギの王国だったのだ。
タヌキくん、ごめんね!

こんな日に限ってカメラを持っていない。
でもこんなあわれなタヌキは写すのもかわいそう。

一本の樹が膨れるほどに鳩がワンサと止まり、Img_3948_3
「わ~! 鳩の樹!」と思わず叫んだときもカメラはなかった。

カメラは無くとも心に刻まれる画像は永遠なのだ。

タヌキに逢うことはもう二度と無いかも知れない。でも鳩の樹に逢うチャンスはもしかしたらありそう♪

実はあの鳩の樹のイメージにぴったりの挿絵がある。

『あまの川』 ―宮沢賢治童謡集― を
ひらけば、「おーなり由子」の挿絵を満喫できる。

「わ~きれい!素敵!」の世界である。
5・7・5ともならぬこんな単純な言葉を発しながら今年も暮れてゆく。

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