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2008年10月

2008年10月30日 (木)

朝顔 =

空の色とはまた違う真っ青な色をして
遠くからそれははっきりと朝顔と分かった。

秋を惜しむ朝顔がこんなに青いなんて。 Img_3303_2       

去年の秋は、朝顔の季語で句を作りたいと切に思っていた。
朝顔の縁白き 」は、近所の朝顔を見てすぐに出来た。

けれど、その前のフレーズが中々出来ない。
「今年も朝顔は終りだなぁ」なぁんて思ったりした。

そんな時、江の島へ出かけた。
江の島でどんな句を作ったかは忘れてしまったけれど、
家へ帰ったその夜、江の島のことを思いながら、
ふと、「干網の匂い」という言葉が出て来た。あぁ、やっと出来た朝顔の句。

つまり、朝顔=近所+江の島という、私にとっては忘れられない句。

    干網の匂ひ朝顔縁白き     いほこ (2007年)


Img_3344

ついでに、今朝見た左の朝顔も中々元気。

高い樹に這い登って私のウォーキングを見下ろしている。

「外国朝顔」っていうらしいけど、外国と言ったって広いしなぁ!

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2008年10月27日 (月)

零余子(ムカゴ)飯

零余子は九州福岡のお土産.。飛行機に乗って、
ポケットの中、封筒に入ってやってきた。

Img_32581 コロコロして可愛い。
「焼いても、炒っても、炊いてもいいよ」と言われて、結局、究極の憧れでもある「零余子飯」にした。

その味は、一言で言えば里芋と栗を足して、より里芋に近い味?
上品でさっぱりした味は多分私にとって、一生に一度の味。

俳句を始めたころ、ムカゴって、虫の仲間かと思っていた。

歳時記によると、ムカゴ
には二種類あって、山芋や長薯のムカゴは茎が多肉化して出来るもの。オニユリなどの場合は葉が多肉化して出来るもの・・・とある。

俳句の世界ではほとんどが前者の場合をさす。
勿論、今日の「零余子飯」も前者。ヌカゴとも言う。Img_3265

それにしても不思議な植物は不思議な味がするもんだ。   「ご馳走さま♪」

Plant013_2 零余子飯の味つけは栗飯と同じにした。
米3カップ、味醂大さじ2、塩小さじ3/4      でバッチリ♪

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2008年10月23日 (木)

7人の男たち

谷戸歩き、それは脱穀の真っ最中だった。Img_3104 

7人の男たちの鮮やかな流れ作業に只々うっとり!

歳時記には、脱穀=刈り取って乾燥させた稲穂から籾を扱きとること・・・とある。

すごい勢いで吹き出ている白い噴煙のようなものを、「稲埃」っていうのかな。
一瞬、今という時を失って遠い昔へ
タイムスリップするような・・・そんな匂いの稲埃。
  
一体、ここはどこ?
もともと私は方向音痴。
街の中だって、田圃の中だって自分の居る位置なんてよく分からない。

新横浜駅から町田へ向かうJR横浜線の車窓に広がる田園地帯。
その風景の中を今歩いていることだけは確か。
多分、横浜市緑区新治町辺りかなぁ? 

   稲埃白亜のビルを遥かにす    hoko

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2008年10月13日 (月)

小鳥の気分♪

「ワオー♪」 伊賀の知人からアケビ&ナツハゼの実&ガマズミの実が届いた。
「アケビ」は去年も送られて来たが、「ナツハゼ」と「ガマズミ」にはびっくり!

小鳥って、こんなに酸っぱいものが好きなんだ!Img_3226_3
しばらくは小鳥になった気分で摘まんでつまんで食べてみる。

赤い方が「ガマズミ」。種があるのでジャムにするには裏漉しして種を除く手間がかかりそう。結局、これは焼酎につけて果実酒に。

黒っぽい実は「ナツハゼ」。これも酸っぱい。ブルーベリーの原種ということで、これはもう早速砂糖と煮てジャムにする。

野生のアケビって大きくてまるでサツマイモのようだ。これは甘~い♪

Img_3230_2 という訳で、今日の午後は果実酒&ジャム作りで過ごすこととなった。

実りの秋は酸っぱい!きれい♪美味しい♪楽しい♪



Img_32431 Plant013_2 <ナツハゼジャム>
ナツハゼ550g。同量の砂糖で    煮詰める。
<ガマズミ酒>
ガマズミ950g。氷砂糖450g。
焼酎1.8リットル。

12月にはお洒落なお酒が飲めるかな♪

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2008年10月10日 (金)

一本みち

Img_31221 谷戸歩きで出会った可愛いアヒルちゃん。
農家でもなさそうな瀟洒な家の庭から突然出てきた。

「アヒルの道は一本みちにござりまする」
あれれ!アヒルが道案内をかってくれそう♪

話は飛ぶけれど、先日、ノーベル賞を受賞した4人の方たちも、物理学、化学とそれぞれ一本みちを極めた・・・というよりも、未だ歩き続けていらっしゃる。凄い!
自分とは何の関係もない方たちだけど、同じ日本人として「バンザ~イ」をしたくなる。先行きの見えない政治と不景気へ突入して行く暗い日本に突如光が差したような気分だ。

ところで、一本みちのアヒルちゃんはどうしたの?
   紅芙蓉家鴨は揺るること忘れ      hoko

動物辞典によると、               Img_3141_2
アヒル(鶩または家鴨、英名:Duck)は、
カモ科のマガモから
人為的に作り出された家禽(かきん)で、水鳥・・・とある。

そうなのだ。アヒルは人為的に作られたのだった。可愛い訳である。
しかし、この低音のダミ声だけは人為的に何とかならなかったのかしら。
「グワッ!グワッ!グワッ!」

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2008年10月 6日 (月)

背かれて

Img_3133









  谷戸歩くコスモスのみな背く中     hoko
全てのコスモスに背かれる・・・こんな日だってある。

「何でみんな向こうを向いているの?」
「そんな無駄なことは聞かないで! 私も訳は知らないのだから・・・」
 
   
       コスモスを見てゐて無駄なこと思ふ         岡本 眸 

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2008年10月 3日 (金)

束の間

昔、よくランチを食べに行った店、「アルテリーベ」。
Img_3055_2 横浜で私が一番好きなレストランと言い切ってもよい。今日は数年ぶりだった。

ランチのメニューよりも惹かれるのは、店内に流れるピアノの生演奏。

古いふるい横浜のドイツ料理レストラン
「アルテリーベ」は 銀杏並木の美しい日本大通りにある。

ランチ1260円(ハンバーグ・サラダ・黒パン)のメニューは数十年変わらない。
どうも私は気取らないドイツ風が好きらしい。            Img_3056_2

一番安いランチを食べながら、クラシックに混じって「愛情物語」や「カサブランカ」等、映画のテーマ曲にうっとり。
「ああ!コーヒーを飲みながらあと30分でいいからずっとピアノを聴いていたい・・・」

余計なことだけど、ディナーではハンガリアンのヴァイオリン・ピアノ・チェロの三重奏が生でたっぷり聴けるのだ。
その代わりディナーのお値段はそれなりに・・・。

私は昔からあくまでもランチ党。

いけない! 中華街での約束の時間に遅れてしまいそう!
夢のような時間はいつもそう長くはないのだ。 トホホ・・・

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