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2008年8月

2008年8月30日 (土)

早乙女葛

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晩夏の花「灸花」
(ヤイトバナ)。

もう季節は秋なのだけど、
見過ごすにはあまりにも可憐で美しい。

別名「早乙女葛」(サオトメカズラ)っていい名前。
う~ん!早乙女太一のイメージ? かな? 違う?

でも悪臭があるので「屁糞葛」(ヘクソカズラ)とも・・・。
これはいくら何でも可愛そう。



さっきまで晴れていたのに、空が真っ暗になって、あらら!又夕立らしい。

  いなびかり北よりすれば北を見る        橋本多佳子

私の部屋は北側にある。正確に言えば北東を向いているのかな。
ストレスの溜った北に昨日も今日もいなびかり。今、16時39分です。

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2008年8月29日 (金)

箸置きと釣竿

私のお気に入りは愛嬌のある「ハゼ」の箸置き。

秋から初冬にかけてよく釣れる「鯊」は秋の季語。
Img_2611 箸置きも俳句と同じように季節がある。

釣り人は、釣りの2~3日前から準備段階に入り、
部屋に釣竿をずらりと並べては
何やらいそいそと楽しむのだ。

私が中学の頃、義兄の釣竿を一度跨いだことがある。そうしたら物凄い剣幕で怒鳴られた。

でもでも、今でも納得出来ないのはその時に義兄の言った言葉。
「女が跨ぐと釣竿が穢れる」という説。
この説にはもうプン、プン!である。

男も女も跨ぐのはダメというのなら話は分かる。でも女だから穢れるとは何たること!
子供の私には未だ反論出来なかった。Img_2621_2


その義兄もあっという間に亡くなり、もう25年が過ぎた。(義兄とは福岡の姉の夫のこと)

お義兄さん!
あなたが買ってきたというハゼの箸置き、ときどき使ってますよ~


PS
時には、部屋に並べているYの釣竿を無性に跨ぎたくなる。
もしも跨いだらYはどんな反応を示すのだろうか? 興味津々!
でも私は、釣り人にとって神聖なる釣竿を二度と
跨ぐことはない。

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2008年8月26日 (火)

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蝉の声にだんだん力が無くなってきた。
鳴くのはあと何分、あと何秒だろう。Img_2537_7

ある日の午後の蝉は何処に??

高床式住居を見霽かし、
その横顔はくっきりと凛々しい。


「大塚・歳勝土遺跡」の竪穴住居・高床式倉庫は実にシンプルな涼しい建物。

この弥生時代の村と眼前の横浜市都筑区の町並の落差は何と2000年。

横浜に人が住み始めたのは更に更に遡る20000年前という。
その悠久という中の瞬きにも満たない一瞬を蝉と共有して
夏が終る。
                                    (写真・08/22/2008)

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2008年8月22日 (金)

凌霄花

Ts380667_2   
何故か近寄り難い凌霄花。
凌霄の花には秘密の匂いがする。

それは人の秘密を全部知っているから・・・。

少女来てたちまち老婆凌霄花
染め
し髪又元の色凌霄花
                   hoko

なぁんて、私にとってはこんなに怖い花なのだ。

都会には似合わない花、凌霄花。
それでも出合うときには出合うのである。
横浜の大桟橋の見える高台で。

 
  凌霄は妻恋ふ真昼のシャンデリア          中村草田男

  古廂のうぜんかづらは夜空もつ             加藤楸邨 

夜の凌霄の下も歩いてみたい。
でも一人でゆくなんて~怖い~

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2008年8月19日 (火)

そののちの

あれれ!いつの間にか西瓜が二つに・・・。
結局、二本の苗から一つづつ生った。
二つとも西瓜は歪。
歪がだんだんひどくなってゆく。 Img_2471_2あ~あ!

歪な形の真ん中に沸々と真っ赤な細胞が育ってゆく。まるで地球そっくり。

歪な西瓜ほどかわいい。
歪な地球はもっと可愛い。

そののちの西瓜地球のごと歪み                     いほこ 

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そしてある日、

 届きたる「夏太鼓」とは西瓜の名


  PS
 来年もきつと来るはず「夏太鼓」

うふふ。ありがた~い西瓜の送り主は私のブログをご存知ないのであります♪

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2008年8月13日 (水)

黒い雫

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でっかいベークドポテトを添えた「ハンブルグステーキ」は、ハンバーグとビーフシチューを組み合わせて、アルミホイルで包み焼きしたとろけるような一押しメニュー。

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「ああ、あの店!」そうです。 あのドイツ風レストラン「つばめグリル」。

横浜ルミネにも店があるが、うちから近いのは新横浜の店。
ここは値段も手ごろだしボリュームたっぷりだし美味しいし、昔から好き♪

テーブルに着くや否や、春夏秋冬冷えたウォーターボトルとグラスが出される。

ウォーターボトルはヒリヒリするほど氷水で冷やされ、テーブルの上で、噴出すように雫している。この壜は元、ワインボトルである。これはいいアイディア!

   原爆忌ワインボトルのしづく黒          いほこ

広島は8月6日、長崎は9日に原爆が投下された。
嗚呼! 冷たい水が飲めることの
幸せ。

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2008年8月 8日 (金)

長元坊 

Img_24171 うちのヴェランダの真下にはブランコがある。いつもだ~れも乗ってはいない。

ブランコの先はだ~れも遊んでは
いない原っぱだ。
この原っぱが長元坊に狙われた。昨日のこと。(08/07/2008/16時30分頃撮影)

この平和な原っぱに何が棲んでいるというのか。好物は鼠?そ、それとも、 ま、ま・さ・か~

長元坊は、はるか上空から垂直に近い角度で、眼前の原っぱに突っ込み獲物を掴む。
何ともすさまじい視力の持ち主。


Img_2423私は眼下のぶらんこや原っぱを見ることはあまりない。
いつも遠くの富士や大山や箱根連山を眺めている。

長元坊とは全く視点が違うのだ。

長元坊は風に乗って突然幻のように私の視界から消える。Img_2424_3

Plant013_2 上空に長元坊を見るのは年に2~3度、ほんとに運のいいサプラ     イ ズの日♪♪♪

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2008年8月 5日 (火)

閑さや岩にしみ入る蝉の声          芭蕉

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今年も又、部屋で羽化した蝉がいる。

蝉の一生で一番美しいのは脱皮のすぐあとの姿。
たちまち妖しき影を持つ。

エメラルドグリーンと言えば直ちに蝉の羽化を思うほどこの瞬間は素敵だ。

午後6時20分。気がついたらもう羽化が終っていた。

蝉生れて脱殻と影持つてゐる                  いほこ 

なぁんてことも、夕餉どき。

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2008年8月 1日 (金)

愛のトマト

あれ!このトマト少し酸味が強い!」
「完熟のような色をしてるけどその割りには甘くないね~」
Img_2037_4 

「今日の小八重さんはおいしいね。いくらでも食べられる」
最近の野菜はファーマーの名入りである。
「宮崎の小八重さん、岩本さんお元気ですか~」

食卓にミニトマトは欠かせない。
朝の会話はトマトから♪


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一番新鮮なのはある朝の、うちのヴェランダのミニトマト。 (上)
所謂、愛のトマト?
だが少し甘味が少ない。
水のやり過ぎかなぁ?

 冷蔵庫に冷えゆく愛のトマトかな
                 寺山修二

 

トマトは一年中冷蔵庫に冷えている。愛という色を湛えて・・・。

それにしても毎日暑い。
「冷えゆく愛」はドキっと寒くなる言葉。

 

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