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2008年1月

2008年1月31日 (木)

雪吊

この冬は雪吊を沢山見た。

yumiさんの雪吊から見える青い宇宙は素晴らしかった。
Img_0982_3 

「六義園」日没の頃の雪吊も忘れられない。

お茶屋の軒から繫がっていた大きな雪吊の中は、既に闇が迫りつつあり、完全に別世界だった。

裾から上へ上へと昇ってゆく視線の頂点に美が凝縮される雪吊。

わが師糸この雪吊の縄に似て        橋本榮治

明日は2月1日。もうすぐ春♪春♪春♪

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2008年1月28日 (月)

金柑

こ~んなに沢山の金柑頂いてしまった。どうしましょ!Img_1492

これはもう「甘露煮」しかない。
でもこの頃、何でもマーマレードにする癖がついてしまって、やはりマーマレードも作ってしまった。

Img_1589
マーマレードはフリーザーパックで冷凍庫へ。

Img_1587 種を取り除くのが大変だったけど、切れ目を入れて押し出す方法など、俳句仲間のアドバイスやネットを活用すれば、もう芸術品みたいな美味しいものが出来てしまう。ありがとう♪

乳子泣きつつ金柑握り匂はしむ     加藤楸邨

赤ん坊の手から金柑の匂いがあたり一面に。
熟れた金柑はとても甘い。赤ん坊の匂いも甘い。

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2008年1月24日 (木)

小女子(こうなご)

一泊二日で大阪の姉に会って来た。

Img_1531_2 私は三姉妹の末っ子。福岡の姉が長女、大阪の姉が次女である。
大阪の姉は姉妹の中で一番お洒落で一番料理が得意。


小女子は春の魚。蛸は明石が有名だけど、小女子も明石で水揚げされ大阪市内の限られた魚屋で売られるという。
小さな小女子が入る時期は春の初めの短い限られた期間でしかない。

姉はその季節、小女子を一キロづつ、醤油、水飴、生姜で甘辛く煮詰める。そしてきっちり小女子1キロ分の艶々した佃煮を箱詰めにして福岡と横浜へ送ってくれる。

この佃煮は熱々の御飯にも、おむすびの中に入れてもお茶漬けにしても、もう最高♪

小女子(こうなご)の袋よく鳴る天気かな      原田 喬

小女子の袋ってどんな袋なのだろう?それも鳴るなんて。
もしかしたら既に干物になって紙袋の中で「からから」と音がしているのかな?

それにしてもこの句、
小女子の獲れる頃の明るい日差しと、美味しい小女子への期待感みたいなものを感じてしまう。

小女子(こうなご)は鮊子とも書き、玉筋魚(いかなご)ともいう。
私は「小女子」と書くのが可愛くて好き。


もうすぐ春。明石の沖に小女子がやってくる。
「M子ねえちゃん、今年もきっと送ってね。待ってるから・・・」

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2008年1月16日 (水)

ランプ

「要らなくなったものはどんどん捨てるのよ!」は私の口癖。
とは言うもののそんなこと完璧には出来っこない。

Img_1483 部屋には古い古いものも結構あってその一つがランプ。ランプの笠は姉が何度か張替え、現在のものは私が和紙で張り替えたもの。
ランプとは言え、まさか石油ランプほど古いものではなく電気で灯る。

落ちて割れてしまうのが恐くて今は吊るしてはいない。

私が中学生になったばかりの頃、
既に福岡の姉夫婦の部屋に吊るされていたものだ。
私の覚えている範囲で50年以上は経っている。(うわぁ~)

その頃、ランプの上の棚には書棚に入りきれない本が数十冊並んでいた。
時々姉の家に遊びに行っては、『女の一生』『赤と黒』『居酒屋』『ナナ』等を盗み読みした。
別に悪いことをしている訳ではないのに、何となく罪悪感みたいなものがあり、内緒で大人の世界を垣間見たのだ。(ふふ)

ランプのスウィッチには「MATSUSHITA E,W」の社標がある。
つい先日、社名が松下電機産業㈱からパナソニック㈱に変わったようである。

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2008年1月 6日 (日)

冬日

Img_1413_2 をとこにありてをんなにあらぬ冬日暮   平井照敏

そうだろうか?

白い扉がいきなり金色に輝く夕刻。直接見る夕日よりもそれは美しく儚い。
冬山に日が落ちる寸前の5~6分だけ扉に黄金のシグナルを送ってくれる。
「あぁ。もう夕御飯の支度をしなくては・・・」
Img_1409_2 

テレビ番組で見たことだが、ある施設に入っているご婦人が夕刻になると特に情緒不安定になり、
叫んだり泣いたりしてスタッフを困らせていた。

その原因が夕餉の支度に関係があることが
分かって以来、夕方彼女をキッチンに立たせ
スタッフと一緒に少しづつ料理を始めたところ、
だんだん情緒が安定して来たという。

女は記憶や思考を失っても夕刻には夕餉の支度の血が騒ぐのだろうか。

冬日はあっという間にすとんと白い扉に吸い込まれる。

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2008年1月 1日 (火)

うちの初富士

明けましておめでとうございます。
Img_14012_6 

元旦のカーテンをあけるとこんな富士でした。


富士初雪日向はどこも鉄くさし            加藤楸邨

今年はいったいどんな年になるのだろう?

私の日頃は、料理と掃除と俳句とブログをちまちまとやっている位だけど、今年はあまり欲張らずに、どれもゆっくり丁寧に出来たらいいなぁ等と、元旦なので一応殊勝にも思ったりしている。
昆布と鰹節で出汁をとりながらひょいと俳句が出来る?そんな日常に憧れている。
(考えてみると結構欲張っている?)

いつもブログ見て下さってありがとうございます♪
皆様のいい年になりますように♪

 富士初雪」は秋の季語  *「初富士」は新年の季語

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