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2007年8月

2007年8月30日 (木)

登山電車  -1-

雨が降った、ふった。涼しくなった。でもこれは涼し過ぎる?

地球上の電車の形はもう長い間基本的には変わっていない。私が生きている間もそんなには変わらないと思う。しかしスピードだけは際限もなくアップしてゆく。

Img_hazakura_3 あの箱根の登山電車だって昔はもっとのんびり走っていたのだ。

小田原から箱根湯本を経て強羅まで。
桜のころ、紫陽花のころ、紅葉のころ、芒のころ、登山電車は植物たちの方から電車に摺り寄って来る。

朝のウォーキングしていると箱根の登山電車に乗って、植物たちのトンネルを抜けていくような気分になることがある。
のんびりとスイッチバックしながら大きく景色を回転しながら登ってゆく赤い電車。

この秋は久し振りに登山電車に乗りに行こうかな♪

まだまだ仙石原の芒も紅葉も早いなぁ。Susuki

仙石原の芒見たいなぁ!

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2007年8月27日 (月)

エステ

「雨よ、降れふれ!」 願いを込めて、ブログの表紙を変えてみました。

今や世の中はサービスポイントの花盛り。どこの店でも独自のカードを作ってはポイントのスタンプをポンポン押してくれる。

私が通っていた美容院のサービスポイントもみるみる溜って、あるポイント数になると私は必ずエステをやって貰った時期がある。

痩身エステ、美脚エステ、ウェディングエステ等々、世がエステ時代に突入したころ。

私がやって貰ったのは、顔に超音波を当てる30~40分ほどの超簡単なエステ。

社会と断絶されたエステの部屋。クラシック音楽の流れるベッドに横たわると、先ずきれいに汚れを拭き取って丁寧にお顔のマッサージ。

そして熱い蒸しタオルで顔を温める。次に冷たいゼリー状のクリームを塗り、首から顔一面に隈なく超音波を当ててゆく。これがもうとっても気持いい。


目を瞑って見る夢は・・・というと結構これが現実的。
「今夜のオカズは何にしよう」、とか「クリーニング屋さんにYシャツ受取りに行かなくては・・・」とか。
果ては「明日の句会に出す句はどうしよう」・・・とかお肌に良くないことばかり。


あっという間に超音波は終り、最後の仕上げのお顔のパックをしてお終い。


週に一度ほど熱心に通えばたちまち美しくなるらしい。けど、私はポイントが溜った時のたま~のお手軽エステだった。


・・・そうなのです。あの十年ほど前、私は肝心な心のエステをすっかり忘れていたのです。あの頃、超音波と心のエステと両面から攻めていけば、或いは美しくなれたのかも? 最近は両面共に忘れている。


顔に塗る不老の泥や秋はじめ         いほこ(1999年)


私は泥パックはしたことが無い。でも「泥」も効果があるらしい。
最近は肌のきれいなオジサマをたま~に見かける。多分それはエステ効果?

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2007年8月24日 (金)

又、又、蝉の羽化

Img_1261_10 神秘的です。

このブログの8月2日、「蝉の羽化」についてご紹介致しましたが、その時、蝉の幼虫の写真は載せませんでした。(皆様とっくにご存知だと思っていたのです)

でもでもそのあと、幼虫を知らない方が結構いらっしゃることが分りました。

・・・で、私の友人の「なぜなぜレディー」外、蝉の幼虫を知らない方のために改めて
幼虫をご紹介します。(上) かわいいでしょう?

あの真夜中の羽化の数日あと、午前九時頃、桜の幹で又、又蝉の羽化を見つけました。(下)
今度は自然界で。お寝坊の幼虫は昼間でも羽化するのですね。

おバカな蝉です。羽化の途中、鴉が見つけたらどうなるのか・・・。
Img_semi080420072_2
やっぱり神秘的。

ただ一度蝉の通りし蝉の穴  
                    吉田汀史

何故か動物シリーズみたいなこのブログ?

(カメラよ、今日もアリガトウ♪)

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2007年8月21日 (火)

蟲愛づる姫

今日、とっておきの写真。Img_1561

きれい!妖しい!優美!

「ボクを撮って、撮って!」と
動かない。

人に例えればこの夏一番の
美少年。

私はトカゲをこよなく愛する少女を知っている。

「私のお家はねぇ、トカゲ屋敷なの。
家の回りにも結構いるけど、私、昨日も一匹捕まえて、もう5匹になっちゃった。
可愛いよ♪
 
餌はねぇ、ミミズや虫。パパと家の庭で餌を捕まえるの。
トカゲを帽子に乗せるとじっとしていて、帽子から尻尾がたれてすっごくかわいいよ!」

オー! 何と勇ましい少女。
イルカのゴム風船が大好きな少女と同一人物とはとても思えない。

それにしても美少年の名は「ガクト」ならぬ「ニホントカゲ」。ビューティフル♪

横浜には美少年が多い。

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2007年8月20日 (月)

釣り    

  Img_1491_3  暑さは釣り人には関係無いらしい。
昨日のキスの釣果はこのとおり。
(タコもいるヨ!)

釣大会で優勝してハワイ旅行を狙ったのですが、「ま、いいか!」

刺身、天麩羅、あらの吸い物で充分。

男盛り?の頃は5時起きして、月に三度は必ず海へ飛んで行ったのだけれど、最近はそれがたま~の日になってしまった。昨日はそのたま~の日。

釣りは前日のしかけからはじまる。部屋中に釣竿や糸や針、錘の入った道具箱を広げて数時間ひたすら準備する。この細か~い前日のしかけのひとときがどうも楽しくて仕方が無いらしい。Img_0488_3 



そういえば、『胸に東風』の句集を出された安藤しげるさんはお元気にお過ごしでしょうか。

釣果のタイやヒラメ、イサキ、スズキなどの高級魚ばかりを句会の時にお持ち下さった。

「街」句会の最高得点者の「安藤しげる賞」は
特に会場が沸き、楽しみでした。

空蝉の悔なき力脚に残る       安藤しげる 

句集の中に釣りの句は全く無い。俳句も釣りも共に相容れない世界なのですね。


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2007年8月18日 (土)

つぎつぎ俳句

044 私事で大変恐縮でございますが
私のホームページ
ビーズ工房ほこ」に
新しく俳句ページを作りました。

当初、俳句とは全く無関係なところで始めたホームページでしたが、
少し欲が出てまいりました。


作った句がどんどん増えて、少し整理をしたくなりました。

拙い句ばかりですが今後共どうぞよろしくお願いいたします。

つぎつぎ俳句
http://homepage2.nifty.com/hokoko-bo-/tugitugi-hyousi.html

    お暇の折、ちょっと覗いて戴けるとうれしいです♪

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2007年8月15日 (水)

カワセミ

久し振りのウォーキングをあたかも歓迎するかのようにそれは感動的でした。Img_kawa1
遊水池にカワセミが来ている。
話には聞いていたけれどこんなに運良く逢えるとは。

あの美しいカワセミの羽は本来は青くないのだそうだ。・・そ、そんな!

実際は光の加減で青く見える「構造色」
というのだそうな。(詳しくはフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』ご参照)

所謂、しゃぼん玉の色がさまざまに見えるのと同じ原理。

美しい外見は宝石に例えられ「翡翠」=ヒスイとも呼ばれる。
あぁ!だから漢字で書くとカワセミは「翡翠」なんですね!

Img_kawa5 

翡翠は大葭切(Iオオヨシキリ)と
気が合うらしい。
まるで番のように違和感が無い。(下)
Img_kawa6_3 

Img_kawa2_2

Img_1336

遊水池の端っこが翡翠の餌場。

いきなり翡翠の撮影なんて私の方がびっくりして、もうこれが限界です。

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2007年8月13日 (月)

花氷

070812_123001 見た見た?
横浜西口ダイヤモンド地下街の大きな「花氷」。

薔薇、ポピー、桔梗、紅葉などなど。070812_165502_2 

氷の中は
夏と秋の花野。

蜥蜴が一匹迷い込んでいるような? 
ウソ―!これはカメラの悪戯。

誰でも一度は撫でてゆく。
そのたびに痩せてゆく 花野。

恐~い最後は見たくない、見たくない!

チューリップ飛び出してゐる花氷            深見けん二

あの花氷にチューリップは入っていたような、入っていなかったような。

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2007年8月11日 (土)

涼しいです

夏空はアポロンの光の威力に覆い尽くされて、富士はほとんど姿を見せない。

ならばいっそのこと簾で夏空を遮ってしまおう。

真夏の一ヶ月くらいは吾が家も四枚の簾をかける。
これでリビングからの夏空を完全シャットアウト!

確かに涼しいです。植物に水を打てば尚更・・・。

Img_1414

鉄壁の心の隙に風鈴鳴る         加藤楸邨

「鉄壁」という言葉は鉄の風鈴からのイメージなのだろうか。
「鉄壁の心」とは強い志のことだろうか。
この句の風鈴は「ちりん!」と、一つか二つっきり。

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2007年8月 8日 (水)

紅鹿の子百合

近くにある県立高校の正門横は今、「紅鹿の子百合」が満開。070725_093001

ここは冬の終る頃、大きなラッパ水仙も咲き乱れる。
多分、花好きの園芸部の先生がいらっしゃるのでは?

Img_1326_2 今年の百合はもうこれで見納めかなぁ。

この夏は沢山の百合を見て、すっかり百合フアンになってしまった。

だから今、百合の句に惹かれる。

百合の蕊いのちのはじめ濡れてゐし          正木ゆう子

「いのちのはじめ」は、人、動物、植物、いのちあるものすべてのはじめ。
人は誰でも、濡れて生れて、植物を慈しみ、動物を可愛いと思い、せいいっぱい働いて、家族を愛し、家族から愛されて戦争の無い永久の平和の中に死んでゆきたいのに・・・。

立秋の日の百合は紅い。

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2007年8月 6日 (月)

イルカの夢

風船をぷかりぷかりと空に浮かべて歩きたがるのは一体何歳位までだろう。

8才になったばかりのゆきちゃんはこのドデカイ風船イルカにとてもご執心。Img_irukasaigp_2    

祭以後、ゆきちゃんと風船イルカは4日間部屋の中を
ぷかりぷかり。
その存在感は空前絶後!

祭の日、イルカの姿態は
夢でパンパンにふくらんでいた。

ところが3日目の午後、イルカに異変が現れた。あれぇー!

風船イルカは夢が萎み始めると皺が増える。4日目にはさらに増えて皺だらけ・・・。

たった、4日目でこんなに・・・。 あぁ!風船イルカでなくて良かった~♪
でもでも、だって、誰でもいつかは・・・・。

4日目、ゆきちゃんは、萎みかけた風船イルカをぷかりぷかりと空に浮かべて帰っていった。
イルカのその後については聞いていない。


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2007年8月 2日 (木)

蝉の羽化

Img_1281_3髪の先から足の爪先まで気怠い感じの少女は横浜駅前でケイタイ電話を動かしている。

コバルトブルーのスカートは裾まで襞が波を打ち、金色の唐草模様の幅広ベルトをダラリと腰下に垂らし、これも気怠い。

ケイタイ電話は金色でキラキラ。耳にケイタイを当てて片足を心持ち折り、目はあらぬ方を気怠そうに見つめて虚ろ。全身これ怠惰の極み。


少女の醸しているこの気怠さは一体何処から来るのだろう。

もしかして蝉が羽化したから?
それとも少女自身が羽化の真っ最中なのか。

蝉の羽化は午前零時前後に始まると聞いていたけれど、ほんとにそのとおり。蝉に何故時間が分るのだろう。

テレビが鳴って時々人の鼾が聞こえる人間臭い空間でさえ、正確に時間を捉え、神秘的にそれは始まった。

甲羅から出た白い体からみるみる生えてくる羽根がエメラルドの葉脈に変わってゆく。思ったより脱皮はとても早い。ふたつの目が愛くるしい。

Img_1274_2

 ①23時50分(右)
ひと時、イナバウワーになる。

② 0時15分
エメラルドの羽根が天使のように♪
    ↓

Img_1278 

Img_1292
精根尽き果てたのか時々動かなくなる。
力を溜めて又、始まる羽化。
   

私は眠たくてついにダウン!   ③1時→

朝起きると、もうすっかり油蝉になって涼しい顔。Img_1299_2 すぐ大空へ逃がしてあげた。

    暮れはててなほ鳴く蝉や敗戦日         石田破郷


もうすぐ8月15日。蝉時雨はますます激しくなる。

少女の羽化は終ったのだろうか。

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