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2007年5月

2007年5月31日 (木)

探偵ごっこ

ビーズでアクセサリーを作ったりしていると、電車の中で素敵な首飾りをしている人の首につい目がいってしまう。一昨日がたまたまそんな日。
「色の組合せ
がいいなぁ。そうだ、忘れないようにメモしておこう。何といいアイデアだ!」何故今迄こんな単純なことに気がつかなかったのだろう。「よーし!実行!」 私は手帳とベンを出して、ビーズ玉の色の順番を鎖式に書いていった。前のご夫人に悟られないように、あたかも俳句でも考えて書いているように・・・。慎重に、慎重に。まるで探偵にでもなった気分。

Img_0383 ・・・と、その時である。そのご夫人が私に向かっていきなり「あの、これお貸ししましょうか?どうぞ!」と、急ぎ首飾りを首から外して私の前まで歩みよって来たのである。「えっ!あの、その、あの・・・」と私。あんなに慎重に、ばれないようにメモしていたはずなのに。「あぁ!神様こんなことって!何てドジな私!」 そしてそのあとに、もっと驚愕することが・・・・。

「私の首飾り描いていらっしゃるのでしょう?実は私も時々やっておりますの。ほほほ! ほら、こ~んなに。」とご夫人。そこで見た彼女の手帳にはぎっしりと首飾りの探偵メモが・・・・。唖然とする私。探偵の大先輩がいたのだ。お互い、ビーズを楽しむ仲。それから話の弾むこと弾むこと。もう何年もお付合いしているような雰囲気。こんな嘘みたいな出来事ってホントあるのですね。
世の中って愉快。そして悟ったのだった。「私は絶対に探偵にはなれない!」と。
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2007年5月29日 (火)

魔法の手

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M子先生の手にかかると、あっという間に紙粘土は薔薇に薔薇は壁掛けに変身する。
私もこんな魔法の手が欲しい。
作品の淡い仕上がりはまさに5月の風の色。

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2007年5月27日 (日)

ピエロと騎士

Img_0347_2 ピエロの絵やブリキの騎士のような非現実的なものを見ているとほっとする日もある。

「ブリキの騎士」を骨董市で買って来たらYに笑われてしまった。でも私は骨董ではなくてもよかった。只、ピエロの傍に騎士を置きたかっただけ・・・。十字の盾がオルゴールの螺子になっていて、回すとたどたどしい古い音を奏でる。贋骨董を作った人は音も古っぽく骨董的に一生懸命作ったのだった。

  雲の峰ピエロは神の忘れもの     

                   栗林千津

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2007年5月25日 (金)

土の中

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 「薔薇の根」

はじめて咲いた薔薇は
赤い大きな薔薇だ。
  土のなかで根が思う
  
「うれしいな、
  
うれしいな。」

二年目にゃ、三つ、
紅い大きな薔薇だ。

土のなかで根が思う
  「また咲いた、
   また咲いた」P1010026

三年目にゃ、七つ、
紅い大きな薔薇だ。
   
土の中で根がおもう
   
「はじめのは
   
なぜ咲かぬ。」

『金子みすゞ童謡集』より
      
(本書は新仮名遣いに改めてある)

 

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2007年5月23日 (水)

薔薇の名は「月光」

Img_0279_1 男って幾つになっても後頭部まで神経がゆかない子供っぽいところがある。

ある世代ではわざと寝癖っぽく髪の毛を逆立てたり、押し上げたりして、きちんとしている髪の毛はどうも敬遠されている。髪の毛「きちんと派」、「寝癖派」の世代の別れ目はどのあたりかしら? 団塊の世代あたりかなぁ。でも、職業にもよるし、個人の好みもあるし・・・・・。そしていつしか誰にでも寝癖の髪がなつかしい時代が必ず来るのです。「いけない!深入りしては・・・・・」(モゴモゴ)

薔薇抱いて寝癖のままの後頭部                   今井 聖 

                                 句集『谷間の家具』所収 

薔薇を抱いているのは高校生くらいかなぁ。髪型は高校生でも新社員でもロックンローラーでも別に関係ない。要は「寝癖のままの後頭部」が視点。薔薇とのギャップが心憎い。

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2007年5月21日 (月)

燕窩(えんか)・・・その後

漢方の先生の所まで歩くと、いいことがいっぱい。先日、草むらに「花あやめ」を見つけた。雨上がりのあやめは特にきれい。Img_0273

そうそう、中国人の林先生に 、分らなかった 漢方の文字を聞いてみた。

「私、日本の文字よくわからな~い。これ日本語でなんと読むでしょね。」「えぇ、何と読むのでしょうか?」 私の方から質問しているのに逆に質問されてしまった。

「あぁ! もしかしたら、 か、ですか?」と先生。 「あぁ、そうですか。 か、ですか~」と私。 

今度は先生に聞かれた。 「上の字は日本語で何と読みますか?」 「上はつばめです。え~っと、えんとも読みます」 「あぁ、そう」 これでやっと分った。「燕窩 」(えんか)ということが。な~んだ。ちゃんと辞書にも載っているではないか。随分回り道をして「窩」に辿り着いた。燕のようなまんまるい目をした先生だ。

あのブログのあと、「燕の<す>ではないかしら?」と、すぐ裏情報でヒントを下さったyumiさん、ありがとう♪ すご~い!

燕の巣は高級中華料理に使われるとは知っていたが、正式には「燕窩」ということも分った。調べてみると、中国、タイ、ベトナムの南沿岸の絶壁に、あまつばめの一種が、海草を食べた唾液でかためて作る巣だそうな。高級滋養栄養品。吐血、気管支炎等に効くとある。みずみずしいお肌も保つそうで、いいことずくめ。もしかして私の体質改善の薬にも入っているのかしら??Img_0269  

花あやめ昨日の恋はそれつきり

                     仙田洋子

花あやめ:花菖蒲や杜若は水辺に咲き、花あやめは陸生。

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2007年5月20日 (日)

朝の景・・・久し振り

晴れていても、春から夏にかけて富士は霞んで見えない日が多い。今朝はばっちり。(6時30分)05202007_4

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2007年5月19日 (土)

きのうの女の子

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2007年5月18日 (金)

女の子

ベルトをウェストに当ててぶるぶるするのって楽しい♪ 一番楽しそうにやっているのはhokoさん。ママもやったことがあるけど、あまり熱心ではない。ママは見たところ、スマートで、どこといって体の悩みもなさそう。私は5才になったばかりの女の子だけど、ほんとのこというと、これにすっごく興味がある。大人のやることは何でも吸収しなくっちゃ!

hokoさんがはじめると私も必ずおねだりしてやらせてもらう。「ぶるぶるぶるぶる」足をつっぱって「ぶるるるるるる」この頃、ウェスト少し細くなったみた~い♪

Ts380629 健康器機は色々買った。結局、「自然の中でのウォーキングに勝るものは無い」という結論に達するまで数十年もかかった。「これからだ!」

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2007年5月16日 (水)

シトシト・ピッチャン

                          好きな服は捨てられない。Img_0129 いつか着たい着たいと思ってももう永久にそんなチャンスはないのに。

「あぁ!未練たらしい女!」 服が好きというよりも胸の刺繍の一つ一つが好きなのに。

「シトシト・ピッチャン!シト・ピッチャン!」あの頃の服なのかなあ。

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2007年5月15日 (火)

おさな角(づの)

一見茶房のような漢方医の受付。調剤室の上に何やら文字が並んでいる。「粉光」「鹿茸」「燕?」「官桂」。日本の文字にはなさそうな漢字もある。ちょっと漢方の文字について調べてみよう。

鹿茸(ろくじょう)とは、梅花鹿(ばいかろく)、馬鹿(バロク)という鹿の、春に角が落ちたあとに生えた新生幼角を乾燥させたもの。なるほどポイントは「おさな角」にあるようだ。あぁ!残酷! そしてそれは高貴な漢方薬とある。文字が神々しく見えた訳が分った。Img_0171_1その他は 植物の根や樹皮を乾燥したもののようである。一つだけは文字が不明。今度、中国人の女医さんに聞いてみよう。

待合室の木椅子に腰掛けて目を瞑ると、中国の大河をゆったりと舟で下っているような気分になるのです。

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2007年5月13日 (日)

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たまには「うちの朝の景」も。

富士は未だ白い。05112007_1

初心の頃、「寝転んで雲や星の句を作ってはダメ」とよくいわれた。でも私には寝転んで見た雲の記憶はほとんど無い。雲仙の雲の中を歩いたことや、地下街から出たときの、夜の青い雲の速さは思い出すけれど。

夢の無い女なんていない。夢を無くした時が即ち死。死という言葉を使わなくても死を思わせる句。俳句に難しい言葉は不要のようである

夏雲や夢なき女よこたはる           桂信子

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2007年5月11日 (金)

み~んな苧環

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これみ~んな苧環(おだまき)。

エレベーターの監視カメラを浴びて、表へでると満開の苧環。

色が違うとまるで違う花のよう。今が盛り。

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苧環や木偶の着物を縫ふしごと            いほこ                  (1999年) 

                    

                     

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2007年5月 9日 (水)

西鉄ライオンズ

Img_0159_4 一枚の皿から連想するものは? 連想ゲームだったら私の得意中の得意!でもこれは連想とも違う。つまり・・・・

福岡の唐人町に最強軍団「西鉄ライオンズ」の選手の寮があった。当時活躍していた選手に往年の中西太、豊田、関口等の名選手がいて、「平和台球場」で試合のある日はバスが寮まで迎えに来て、フアンはいつもバスの回りに群がって見送った。

中学生になったばかりの私も当然近所のフアンの一人で、ザワザワと賑やかになると「あっ!バスが来た」と思って家を飛び出した。たくさんサインしてもらったのにあのサイン帖は一体どこにいってしまったのだろう。監督はかの有名な三原修さん。その内、中西選手が三原監督のお嬢さんと結婚してすぐ近くに新居を構えた。何度か見かけたけれど背のすらりとした小顔の目のぱっちりした人形のようにきれいなお嫁さん。子供心にちょっと憧れていた。

その寮から数分も歩けばもう玄界灘。アサリや馬鹿貝,たまに馬刀貝が採れ、休日はよく遊んだ。暗くなるまで泳いだ。腰の深さのところで足元を探ると貝に触り、親指と残りの指を上手に使って、貝を採ったりして姉と笑い合った。それほどたくさんの貝がいたということ。 あの頃は何故あんなに時間があったのだろう。

あの砂浜は今はない。いつの頃からか長い長い堤防が出来て、テトラポットが埋まり、貝堀りや砂遊びはもう出来ない。志賀島(しかのしま)能古島(のこのしま)の見えるあの砂浜の夕焼けはとってもきれいだった。

・・・・つまり、一枚の皿を見ると、夕焼けのあとの、静かな唐人町の夜の海が思い出されるのです

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2007年5月 7日 (月)

うちの夕景

思い出したように夕景に現れた富士。Img_0154_1 18時43分。

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毎年の今日

Sirann

紫蘭が咲く頃になると、必ず「ああ!去年球根を植えておけば良かった」と毎年思う。明るい紫の花は菖蒲や杜若に比べてとっても可憐。稀に白い花もあるそうな。でも見たことはない。

紫蘭咲き満つ毎年の今日のこと                 高浜虚子

雨を見て眉重くなる紫蘭かな                   岡本 眸

       

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2007年5月 5日 (土)

真闇

― そして舞台は始まった ―

先日友人と六本木の俳優座へ芝居を見に行った。井上やすし作「紙屋町さくらホテル」では真の暗闇を体験することが出来る。劇場や映画館は扉で光を遮断している世界。とは言え、普段は非常灯や時計が点いていて劇や映像がいやでも光を放っている。しかしその日は光という光を遮断、闇は「戦争」そして「防空壕の中」「死後の世界」の暗闇を暗示していた。たった1分いや30秒位の間だったのに、それがとてつもなく長く感じられる不気味な真の闇。現代人は実は真闇を体験することは滅多にないのではないか。私達は夜中でも実際は何らかの光の中にいる訳である。例えば、部屋ごとの電源ボタンは一晩中オレンジ色に点いているし、電話切替えのアダプターは夜中も黄緑色に光っているし、それらの光が我々の身ほとりに種々ある訳で、そういう闇の中しか体験していない私。そんな私の身体にインプットされた怖~い真闇30秒。そして爆撃下の「紙屋町さくらホテル」の舞台は始まった。

Ropponngiakari 戦争という深いテーマの中にも笑いを取り入れたとてもいい芝居だった。昼食は初めて入ったベトナム料理店。薄味の麺スープと生春巻きのランチがすこぶる美味しく、芝居のあとのコーヒー店のアップルパイも上出来だった。こんなに「ついている日」が年に2~3度あればいいなぁとつい欲張ってしまう。でも中々こんな日はない。ご招待の芝居は殊更うれしい♪

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2007年5月 3日 (木)

アオザイ

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六本木「俳優座」そばのベトナム料理店。薄味のベトナム料理は日本人の口に丁度合う。

Roppnngiryouri_2(写真は野菜のいっぱい詰まった生春巻き)

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麺のスープもあっさり味。デザートもついてランチ900円。アオザイのウェイトレスではなく、みなボ-イさんでした。良かったぁ♪

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2007年5月 2日 (水)

由布岳

Yuhu04262006_4 由布院には何故か、石屋さんが多い。いし屋と言ってもトンボ玉、ビーズ、きれいな色の小さい原石等のアクセサリーに関係した「いし屋」さんである。由布院駅に着くと真正面に待っていたかの様な雄大な「由布岳」を望む。その由布岳へ真っ直ぐ続くかのように土産物屋が軒を連ねている。ここが東京から千キロも離れた温泉町なのかと首を傾げたくなるほどおしゃれなファッションの店が続き、少しイメージが崩れて不満。そんな中、いし屋さんも色を競って客を待っている。由布院でこんな石が採れる訳でもないのに何故?と思ってしまうが、きれいなものはすぐ覗いてみたくなる人の心理と、旅の思い出に小さな石の1個でもという旅人の心をくすぐる商売のようである。私も美しい石に引き寄せられるように店に入ってしまった。そして買ったのがベネチアン硝子玉5個。何の意味もなく由布院とベネチアン硝子が結ばれているところが面白い。日本のトンボ玉と違って当然エキゾチック。一度、Ts380256_6 首飾りを作ってみたけれど何となく気にいらなくて崩してしまった。去年の夏の思い出は、手の中で未だカチカチと音をたてている。

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